吉本興業・岡本社長、元プラマイ兼光を心配 マイホーム衝動買いで「切実やろう…」ジブラルタ生命と“金融教育”でタッグ
【添田】そうですね。金融について、そもそも学ぶ必要性にまだまだ気付いていないケースが多い子どもたちから、取り組みを広めていきたいです。その次のステップとして、新社会人など成人層へ広めていきたいです。学ばなければいけない内容の優先順位も、世代によって異なりますからね。子どもなら「正しい消費生活」などをテーマに、昨今のネット販売や課金問題などに触れる。社会人なら「正しい金融商品の選び方」というテーマ、リスクとリターンの関係の理解など。最終的には全年齢層まで広げていき、全世代の方々が安心して日々を過ごせる。そんな未来の実現に向けて、この『わらきん』の取り組みが一助になればうれしく思います。
【岡本】ぜひ芸人に向けた教育もしてほしいですね(笑)。――岡本社長が吉本興業に入社された時期と比べて、芸人さんのお金の意識も変わっていますか?
【岡本】そうですね。私が入社した頃は、破天荒なお金の使い方をする芸人がいたイメージですが、お金の使い方ということではなく、そもそも破天荒な人が多かったんです(笑)。そうした先輩方のお力があってこそですが、芸人が仕事で高収入を得るようになってきて、芸人という職業へのファンや視聴者の皆さんの“目線”が変わってきている感じはあります。