杉良太郎、戦争根絶へ必死の訴え「日本が世界をリードしていくぐらいの気概が」 『芸能活動60年 福祉活動65年 傘寿「感謝の宴」』で
それは、国連という国際機関がありながら、なぜ国の首脳は戦争を起こすのか。なぜ人間は殺し合うのか。戦争を止めなければ明日はないと思います。欲にまみれて、領土やなんだかんだと、そういったいろんな言いがかりをつけて、なんで今もなお戦争か。これからも戦争か。
国連で首脳が演説をして、だからなんだ。演説をしたからなんだ、なんかなったのか。何にも変わってないじゃないですか。
なんで人は立ち上がらないのか。なぜ自分事のように考えられないのか。他人事なのか。他国のことか。それがずっと思いにあります。
人間がちっちゃい。私はそのためなら命もいらない。飛び込んでいって死んでやろうと思うような気持ち、今でもあります。
なんでそういった人たちが増えてこないのか。だから、我が事のように、我が事として考えられたら。他人事だから特殊詐欺もなくならないんです。自分は騙されない、と。自分はおそらく死なないぐらい思ってるんじゃないか。私は情けないと思いますが、80歳になっても90歳になっても、その思いだけは生きてる限りは叫び続けていきたいと思っています。
頭のいい人ばっかりが集まって なんで戦争を起こしているのか。兵器を作って開発して何になるのかぐらいわからんのか。