『新語・流行語大賞』トップテンに「界隈」 受賞者は毎日新聞デジタル報道グループ “記者界隈”の流行語は「オールドメディアの敗北」
『2024ユーキャン新語・流行語大賞』発表・表彰式に出席した毎日新聞・稲垣衆史氏(C)ORICON NewS inc.
2024年に最も話題を集めた言葉を決める『現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞』が2日に発表され、「年間大賞」に今年1月期に放送されたTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』が選出された。また、トップテンに「界隈」が選出され、受賞者は毎日新聞デジタル報道グループとなった。
「界隈」の受賞理由は「同じものが好きな人同士でつながって楽しむような意味合いで、『界隈』が使われ始めた。もともとは地理的な範囲で『その辺り一帯』を意味する言葉だったのだが、新しい展開の流行語である。『仲間』とか『近い存在』といった、『共通の人びと』を指すように、『自然界隈』であれば山や川など自然のある場所を好む人たち、『水色界隈』であれば水色のファッションを好む人たち、といったぐあいである。そこからSNSでは『回転界隈』が話題になった。これは楽曲にあわせて、最初は正面を向いている人がその場で90度ずつ回転して、コーディネートの全体像を披露する動画。こういった発展も含めて、若者もおとなも、『○○界隈』を面白がっている姿がみられた。