イランの冬の大イベント「シャベヤルダー」とは?【イランとヒジャブとわたし vol.22】
イランの伝統的な料理をいただきます!
ごはんを食べながら、みんなで他愛のない話をし、夜が更けるのを待ちます。踊ったり歌ったりしながら、長い夜を過ごします。(踊るのが好きなイラン人。踊りは欠かせないようです!)
そして、もちろん飾るだけではなく、赤いフルーツを食べます。すいかをお母さんにいただきパクリ。
「味はどう?あまい?すっぱい?」と尋ねるイランの友人。
「甘いよ」と答えると、にっこりし「恋人との暮らしも甘いものになるさ」と告げられるのでした。
この時点で既に時計は2時近く。
シャベヤルダーは長い夜を大切な人と過ごすイベント。朝まで続くと言われています。
そして3時を迎えたころ、友人のお父さんが詩集の朗読を始めました。イランの有名な詩人「ハーフェズ」の詩集から、ランダムにページを開き、そこに書いてある詩の内容から、これから先の日々を占う習慣があるそうで、みんなで詩の朗読を聞きます。
驚いたのは、シャベヤルダーの夜は小さな子供も一緒に長い夜を楽しむということ。