お寺で学ぶ、今と未来を生きる智慧「スクール・ナーランダ vol.4 京都」開催レポート
会場は近代名建築「本願寺伝道院」
会場となった本願寺伝道院は、明治28年(1895)につくられた伊東忠太設計の近代の名建築。
ふだんは非公開ですが、この日は特別に中に入ることができました。
歴史ある建物での授業に、ちょっと気持ちが引き締まります!
「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」の皆川明さん
1日目の授業は、「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー・皆川明さんからスタート。皆川さんがなぜ、ファッションの仕事を選んだのか、どんなふうにデザインを学び、ブランドを
立ち上げたのかをていねいにお話しされました。
高校生まで、皆川さんは陸上競技の長距離ランナーだったのですが、18歳のときに大きな
怪我をしてしまい、陸上の道を諦めたのだそう。そして、バックパッカーとしてヨーロッパを
旅していたとき、偶然にもファッションウィークのパリで、ファッションの仕事に出会います。
「陸上競技で怪我をしたことが、結果的に自分の未来がつくられるきっかけになっている」