お寺で学ぶ、今と未来を生きる智慧「スクール・ナーランダ vol.4 京都」開催レポート
本物のお坊さんです!大学で「倫理」の先生もされているそうです。
藤丸さんは「自分らしさを表現できる社会になるには?」というお話をされました。
日本には「袖振り合うも多生の縁」という仏教的なことわざがあります。たった一度会っただけの
人でさえ、前世のご縁があるのかもしれないから、「どんなご縁も大切にしよう」と考えるという
のです。
藤丸さんは、他者との出会い(ご縁)をよく理解することが、誰かを認めていくことにつながり、
自分らしさを表現できる社会になっていくのではないかと言います。
たしかに。みんなが他の人を認めるということは、自分が認められるということにつながりますね!
科学論研究者の佐倉統さん、
2日目の授業は、科学論研究者の佐倉統さんからスタート。
科学で証明された「科学知」と、生活感覚に基づいた「生活知」にはギャップがあることを
お話されました。
たとえば、私たちは「夕日が沈むね」と言いますよね?でも、実際に動いているのは、
太陽ではなくて地球のほう(地動説)。