2012年5月25日 14:54
2011年No1ヒット。三谷幸喜監督が語る映画『ステキな金縛り』
2011年の実写映画ナンバー1ヒットを記録した映画『ステキな金縛り』のブルーレイ&DVDが25日(金)にリリースされる前に、三谷幸喜監督が取材に応じた。
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本作は、三流弁護士のエミ(深津絵里)が、殺人容疑をかけられた男の上にのしかかっていた落ち武者(西田敏行)の幽霊を証人に招きいれ、被告が事件の夜“金縛り”にあっていたというアリバイを証明し無罪を立証するべく奔走する法廷コメディだ。
映画でも次々とヒット飛ばしている三谷監督だが、本作は監督が10年前から温め続けるも、なかなか実現しなかったという企画だ。「当時は、映画でコメディはあたらない、法廷ものは難しい、幽霊ものもそれほどヒットしないと言われて、『その3つを全部やって、当たる映画を作ります!』って宣言しちゃった手前、これが当たらなかったら次はないな、と。だから公開前は不安でしたね」。しかし、映画は大ヒット。興行収入42.8億円を記録した。
もちろん、企画を温め続けた10年の間に大きな出来事もあった。
主演女優・深津絵里との出会いだ。「前作(『ザ・マジックアワー』)で初めて深津さんと御一緒して、今回は“深津さんありき”で始まったんです。