2012年12月28日 18:17
アメコミの第一人者が2012年アメコミ映画を振り返る
2012年はアメコミ映画の大作が次々と公開、メガヒットが相次ぎ、アメコミファンを長く待たせた『ゴーストライダー2』の公開も決定。まさにアメコミイヤーだった。そこで、アメコミの第一人者、杉山すぴ豊氏がこの1年を振り返った。
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2012年は『アメイジング・スパイダーマン』『ダークナイト・ライジング』『アベンジャーズ』が公開。「アメコミファンにとってはオリンピックとワールドカップ、おまけにワールド・ベースボール・クラシックまでいっぺんに来たかのようなお祭り騒ぎでした。マヤ文明によれば、2012年は人類が滅びる年だったそうですが、ファンにとっては、この3作を見ずして人類が滅びるなんてあり得ないぐらいの凄い年だったと思います」。
三者三様のプレッシャーもあったはずだが、どの作品も高い評価を受け、興行的にもしっかりと数字をあげている。「実は、『アメイジング・スパイダーマン』はサム・ライミ監督が降板して心配していたのですが、そんなプレッシャーを跳ね返して素晴らしい作品になりました。
この作品がまた新たなスパイダーマンファンを作っていくのではないでしょうか。『ダークナイト・ライジング』は、クリストファー・ノーラン監督が、今回、原作のバットマンの要素を彼なりに表現し、ファンに対してきちんと応えてくれました。