くらし情報『アメコミの第一人者が2012年アメコミ映画を振り返る』

2012年12月28日 18:17

アメコミの第一人者が2012年アメコミ映画を振り返る

この作品のリアリティは、マスクをつけたヒーローが実際にいたら、こんなことをするのではないかというところを徹底的に表現したところにあると思います。『アベンジャーズ』は設定からして勝ちという映画でしたが、そんな状況に甘えないで映画に向き合って作ったというところが素晴らしい。リアリティを追求した『ダークナイト・ライジング』とは違って、エイリアンが最初から英語を話している時点で非現実的ですが、ヒーロー同士で喧嘩しているところは、僕たちの日常の仕事風景みたい。そんなところにすごくリアリティがありましたね」。

今年は従来のアメコミファンだけでなく、女性や子供まで確実にファン層が広がった感がある。杉山氏も実際に、映画館で女の子たちが「ハルク強すぎ~」と話し、子供たちがピカチュウではなくアイアンマンのフィギュアが欲しいと言っている場を見かけ、目を疑ったそうだ。「アメコミファンは1都道府県に1人ぐらいなんて言われていた頃に比べたら隔世の感があります。ずいぶん凄い時代がやってきたなぁと驚きました」と感慨深げに振り返る。


しかし、実はアメコミファンが期待していた映画がもう一本あった。「『ゴーストライダー2』はアメリカでは既に封切られていたのになかなか公開されず、ファンはどうなるのかとヤキモキしていました。

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