くらし情報『『チョコレートドーナツ』監督が語る』

2014年12月3日 12:32

『チョコレートドーナツ』監督が語る

『チョコレートドーナツ』監督が語る
世界各国の映画祭で観客賞を総なめにした感動作『チョコレートドーナツ』のブルーレイ&DVDがリリース。今年5月、日本での劇場公開に合わせて来日したトラヴィス・ファイン監督が時を置かずして再来日を果たし、改めて本作について語ってくれた。

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周囲に関係を隠して暮らすルディとポール。彼らは育児放棄されたダウン症の少年・マルコを引き取ろうとするが、ゲイのカップルへの養子の認定には様々な壁が立ちはだかり…。

セクシャルマイノリティに社会がいま以上に不寛容だった70年代の終わりに、脚本家の近所で起きた新聞にも載らない“事件”を基に執筆された脚本を、30年以上を経て映画化した。「最初の脚本ではルディはいなかったのですが、ポールとマルコの関係に強く惹かれました。“普通”と見なされない彼らが惹かれ合い、家族になっていく部分を描きたかったんです」。

とはいえ、ゲイのカップルとダウン症の少年を描く映画は「投資家を募るが決して簡単ではなかった」。
それでも、監督は「自分たちが大切だと思うストーリーを伝える」という信念を曲げずに映画を作り、結果、映画は称賛をもって迎えられた。

「涙だけでなく笑いも込めたつもりです。

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