くらし情報『松坂桃李、『パディントン』で学んだ“紳士道”』

2016年1月12日 10:41

松坂桃李、『パディントン』で学んだ“紳士道”

パディントンが魅力的なキャラクターなのは間違いないが、演じる上で“クマ”ゆえの難しさもあったという。「口元が毛で覆われていますから、動きや形が分かりづらい場面もあるんですよ。引きの映像だと『今、しゃべっている?』みたいな(笑)。ニュアンスを変えたり、アドリブでセリフを追加したり、吹き替えならではの試行錯誤がありました。パディントンが何か食べていれば、僕もパンを口に入れてみたり」とアフレコの舞台裏を明かす。

「パディントンと同じくらい、彼を迎え入れるブラウン一家が魅力的。みんな本当に個性的で、活き活きしたキャラクターなんです。何より、パディントンとの出会いを通して、家族のきずなが深まるドラマにグッときてしまう。
それにロンドンの街並みがポップで可愛いし、あのスパイ映画(笑)を思い出させるシーンもあって、作り手の遊び心が詰まっていますね」

『パディントン』
1月15日(金) 全国ロードショー

取材・文・写真:内田涼

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