トータスに至っては登場するだけで大歓声。『バンザイ~好きでよかった~』『ガッツだぜ!!』などのヒット曲を次々に演奏していく様子は、もはや大スターの貫禄だ。また、関西出身ではないが、馬場俊英も大阪で人気の高いアーティスト。1曲目に元阪神タイガース・矢野選手の入場曲だった『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で観客のハートを掴み、ヒット曲『スタートライン~新しい風』では葉加瀬と共演を果たした。
2007年以来、5年連続出演の藤井フミヤはもはや情熱大陸フェスの常連。ソロ以降は滅多にやらないチェッカーズ時代のヒット曲『Blue Moon Stone』を、この日は葉加瀬のたってのリクエストで披露。
この日一番の盛り上がりは、ソロデビュー25周年の鈴木雅之。1曲目から葉加瀬が参加し、ナット・キング・コールの『LOVE』を日本語でカバー。
野外なのに、夜のジャズクラブのようなムーディーな大人の雰囲気に会場を一変させる。4曲目の『TAXI』を1コーラス歌うと、姉の鈴木聖美も登場し、圧倒的な声量で場内は震撼。ラストはお約束の『ロンリー・チャップリン』。葉加瀬も参加し、歌とバイオリンの豪華競演を披露した。
ラストは10周年を記念して葉加瀬が作曲し、フミヤが作詞した書き下ろし新曲『タイトルのない唄』。