くらし情報『古田新太とKERAが徹底的に“くだらなさ”を追求した舞台』

古田新太とKERAが徹底的に“くだらなさ”を追求した舞台

それも、ノンストップの2時間半。古田はブリーフ一丁でパンツからマシュマロを取り出して客席に投げるなど、ナンセンスで生き生きとした姿も印象的だ。

「もちろんデタラメといっても、稚拙なのは好きじゃない。芝居が出来る役者でも、どういうやり方で笑わせるかっていうテクニックが分かっている人は意外と少ないんですよ。今回のメンバーはその意味で、どうふざければいいのかを知っている人たち。八嶋君や八十田君すら他のメンバーを見て軽くヘコんでたくらい、笑いの完成度は高かったと自負してます。あまりにくだらなすぎて、たまにお客さんがグッタリしてましたけど(笑)」。

DVDはメイキングや出演者コメント、日替りゲストの映像など特典もついた完全版。
どんな人に見てもらいたいか尋ねると。「地方の高校で演劇をやっている生徒たちに観てほしいですね。笑いって演技の幅を広げるものだと思うから、ぜひ演劇部の顧問の先生に買ってもらって。いずれは各高校のひと部室に1本、置いてある感じにならないかなと思ってます(笑)」。取材・文:佐藤さくら

【DVD】奥様お尻をどうぞ
\5,800(税込)
2012年8月31日(金)発売
◎収録時間
本編151分/特典映像35分
企画・製作:キューブ
[発売元]株式会社キューブ

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