くらし情報『ナイロンの新作は、冷酷奇妙なサラリーマン喜劇!?』

2014年9月26日 20:10

ナイロンの新作は、冷酷奇妙なサラリーマン喜劇!?

ナイロンの新作は、冷酷奇妙なサラリーマン喜劇!?
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)率いるナイロン100℃の新作公演、42nd SESSION『社長吸血記』が9月26日(金)に開幕した。

ナイロン100℃『社長吸血記』チケット情報

舞台は、とある会社のオフィスが入るビルの屋上。昼休み、さびれた屋上で、たわいもない話に花を咲かせる社員達。室長の目崎(三宅弘城)、黛(大倉孝二)、黛の妹ミミ(鈴木杏)、道下(かもめんたる岩崎う大)、ひと癖ある社員達に加え、警察官の森(みのすけ)も交じり、皆どこか呑気な様子。この会社の社長がある日忽然と失踪した、という事実以外は、どこの会社にもありそうな日常のひとコマだ。そこに、先日自殺した社員の妻が目崎を訪ねてくる。社長の失踪を追う山内圭哉扮する自称“良い探偵”も登場し、話は思わぬ方向に展開していく……。

不穏な空気が漂うが、ひと筋縄では行かないのがKERAの舞台。
今回の作品では、KERAの演劇的な挑戦として、彼自身にとっても未知なる手法を取り入れている。不条理的会話劇と日常的会話劇が交互に混在し、異なる風合いのシチュエーションが並立的に展開される。観客は現実と不可思議な世界との狭間に漂うことだろう。

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