きっと右脳・左脳ともに秀でた作曲家だったのだと思います。今回はその偉業の一端にたった2日間でふれるという、世界的に見ても極めて稀なイベントになります」と述べた。
演奏会の初回の指揮を担当する曽我大介は「非常に瑞々しい初期の作品から、芸術性が高まっていく後期まで、モーツァルトの交響曲の時代の変遷を一緒に体験しましょう。あと、偉大な先輩である井上さん、湯浅さん、大植さん。僕を挟んで、才能溢れる後輩の金さん、三ツ橋さん。世代の異なる6人の指揮者のバリエーションも見どころです」と抱負を語った。
また、同協会の創立60周年記念公演として「モーツァルト ピアノ・ソナタ全曲演奏会」7月4日(土)・5日(日)軽井沢大賀ホールで開催。ピアノ・ソナタ全19曲と幻想曲の計20曲を、日本を代表するピアニストのふたり、仲道郁代、横山幸雄の演奏が披露される。
最新の研究を参考にした真作(K547a)披露や、両者の演奏による聴き比べ(イ短調K310)など、モーツァルトの作品を多彩に楽しめる演奏会となる。
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