くらし情報『愛之助×貫地谷×真飛×早乙女が見せる“入れ替わり”の行方』

愛之助×貫地谷×真飛×早乙女が見せる“入れ替わり”の行方

愛之助×貫地谷×真飛×早乙女が見せる“入れ替わり”の行方
故井上ひさしが初めて大劇場での商業演劇に挑み、1983年に初演された『もとの黙阿弥浅草七軒町界隈』が、8月から東京・新橋演舞場で上演される。主演は、歌舞伎のみならず現代劇や映像でも大活躍の片岡愛之助。共演の貫地谷しほり、真飛聖、そして早乙女太一とともにコメントを寄せた。

舞台『もとの黙阿弥』チケット情報

舞台は、文明開化の明治20年の浅草。芝居小屋「大和座」に、男爵家の跡取りの隆次(愛之助)が書生の久松(早乙女)とともに西洋舞踊を習いにやって来る。豪商の令嬢・長崎屋お琴(貫地谷)も同じ目的で、女中のお繁(真飛)を伴って大和座へ。実は隆次とお琴との間には見合い話が進んでいるが、相手を知らぬまま、ふたりとも気が進まずにいた。そこでお琴はお繁と入れ替わることを企むが、なんと隆次も久松と入れ替わって見合いに臨んでいた。
互いの正体を知らないままの出会いが、思いもよらない騒動に発展し……。

「本当に本当に面白いホン(=戯曲)」と、井上戯曲初挑戦の愛之助。「河竹黙阿弥のパロディがいろいろ入っているので、黙阿弥作品をよくご覧になられている歌舞伎ファンには『あんな要素が入っている』という風に楽しんでもいただけますし、ご存知なくても、頭を使わず充分に楽しめる喜劇になっていて、そういうところの完成度の高さがすごい」。

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