くらし情報『ユースケ・サンタマリア、新境地は逃げ場のない舞台』

ユースケ・サンタマリア、新境地は逃げ場のない舞台

ユースケ・サンタマリア、新境地は逃げ場のない舞台
清水邦夫が1984年にPARCO劇場に書き下ろした戯曲『タンゴ・冬の終わりに』が、約30年ぶりに同劇場に帰ってくる。平幹二朗主演、蜷川幸雄演出による初演の印象が濃い名舞台を、三上博史主演、行定勲演出の新コンビで再構築。突然引退して故郷に帰ってしまった演劇俳優・清村盛を演じる三上を中心に、盛の妻・ぎん役の神野三鈴、盛を追いかけてくる新進女優・水尾役の倉科カナといった新鮮な顔合わせに期待がかかる。その豪華出演陣の中で、ひときわ突出した個性を放つキーマンがこの人、水尾の夫・連を演じるユースケ・サンタマリアだ。

舞台『タンゴ・冬の終わりに』チケット情報

「まさにこれが演劇!と思っていた作品が、ついに俺にも来たかと嬉しかったですね。台本は読めば読むほど面白くなってくるし、台詞がすさまじくイカしてますよ!30年前に書かれたものなのに、まったく色あせない普遍的な魅力があって、一字一句変えたくない。このまんま、こんなふうに言いたいという自分の勝手な理想はあるけど、うまく言えなくてもどかしい。それくらい台詞に魅了されています」

実家である古い映画館に引きこもり、しだいに精神を錯乱させていく主人公・盛。

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