宮藤官九郎のロックオペラで瑛太と増子がヤクザの兄弟に
(画像左から)増子直純、瑛太、宮藤官九郎 撮影:石阪大輔
宮藤官九郎作・演出のオリジナルロックオペラシリーズ“大パルコ人”。2009年のメカロックオペラ『R2C2 (アールツーシーツー)~サイボーグなのでバンド辞めます!~』、2013年のバカロックオペラバカ『高校中パニック!小激突!!』に続いてついに第3弾が上演される。大パルコ人③ステキロックオペラ『サンバイザー兄弟』と題して贈るのは、瑛太と、ロックバンド「怒髪天」の増子直純がヤクザの兄弟となって描かれる物語。歌に乗せて、今度はどんなバカバカしさが繰り広げられるのか!?
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瑛太と増子のキャスティングの理由を宮藤は、「前回の『高校中パニック!小激突!!』を観に来てくれたなかで、感じのいい、接しやすいふたりを選びました(笑)」と冗談めかして打ち明ける。だが、何が飛び出すかわからないこのシリーズ。確かに、どんなことにも応えてくれるという信頼が必要そうだ。実際、応える側になるふたりも、柔軟な構えを見せる。まず、舞台で歌を披露するのはこれが初めてという瑛太は、「今年の2月に、原田芳雄さんの追悼ライブで歌わせてもらったんですけど、手が震えて仕方ありませんでした。