冴えなくも愛おしいカクスコの名作にふぉ~ゆ~が挑む
「年中無休!」会見より
翻訳劇の名作からオリジナルのダンスショーまで、毎年さまざまな舞台に主演し、着実に力をつけてきているふぉ~ゆ~。最近ではソロでの俳優活動も目立ってきた松崎祐介、越岡裕貴、辰巳雄大、福田悠太の4人がこの夏、1990年代の小劇場ブームを牽引した劇団カクスコの代表作、『年中無休!』に揃って挑む。物語の舞台は、下町のリサイクルショップ朝日堂。社長と社員たちの冴えなくも愛おしい日常がオムニバス形式で綴られるこの作品に、人情の街・北千住のシアター1010はいかにもぴったりだ。同劇場にて6月25日に製作発表が行われ、キャスト6名と演出のウォーリー木下、そしてカクスコ主宰の中村育二が顔を揃えた。
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カクスコでは作・演出を務めながら出演もしていた中村は、「自分がやっていた芝居をもう1度、しかも客観的に観られるのが楽しみで仕方ない。いちばん観たがってるのは僕」と期待感を露わに。木下は、当時の舞台を観ていつかやりたいと思っていたことを明かし、「色々な演劇を観たなかで、演技を全くしてないような演技に演劇の可能性を感じた。
それをふぉ~ゆ~にも感じてほしくて」と同作を選んだ理由を説明した。