又吉直樹 撮影:川野結李歌
ピースの又吉直樹が立ち上げたユニットコントライブ“さよなら、絶景雑技団”。その4度目となる公演『さよなら、絶景雑技団 2019 本公演』が、3月22日(金)東京・三越劇場で幕を開ける。そこで作・演出も担う又吉に、コントにかける想いを聞いた。
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近年では作家としての活動に注目が集まることが多かった又吉だが、「単純にコントをやるのが好き。ネタをつくるのも好き」と語る、根っからの芸人。そんな彼にとって、自分の“好き”を実現出来る大切な場がこの絶景雑技団だ。メンバーにはしずる、ライス、サルゴリラらが名を連ね、又吉は「全員コントが好きな人ばかり。みんな気心知れたメンバーですし、僕がやろうとしていることも1番よくわかってくれている」と、厚い信頼を寄せる。
さらにメンバーには、「わりと純粋だし、無欲だし、いつまでも子供のままみたいな、“ちょっと大丈夫か?”って心配になる(笑)」ようなタイプが多いと言う。だがその中で異色なのが……。「パンサーの向井(慧)と井上好井の好井(まさお)だけは、めちゃくちゃガツガツしていますね。最初にやった時、“出してくださいよ!”って直談判してきたのも向井と好井。