くらし情報『「松に孔雀図」など重要文化財の襖絵群の再現展示も 「円山応挙から近代京都画壇へ」開催中』

「松に孔雀図」など重要文化財の襖絵群の再現展示も 「円山応挙から近代京都画壇へ」開催中

「松に孔雀図」など重要文化財の襖絵群の再現展示も 「円山応挙から近代京都画壇へ」開催中

円山応挙 重要文化財《松に孔雀図》(全16面のうち8面)、寛政7(1795年)、兵庫・大乗寺蔵、東京展のみ。通期展示


日本美術史を語る上で重要な位置を占める「円山・四条派」。この流派が近代に至るまで、いかに画壇に大きな影響を与えたかをたどる展覧会『円山応挙から近代京都画壇へ』が、東京藝術大学大学美術館(東京・上野)で9月29日(日)まで開催されている。

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18世紀の江戸時代、京都では、近年大人気の伊藤若冲や曾我蕭白をはじめ、伝統的な流派である狩野派、土佐派、池大雅や与謝蕪村らの文人画など、様々な画家や流派が群雄割拠していた。

そんな中、円山派の祖である円山応挙が現れたことで、京都画壇の様相は一変。特に応挙が得意とした緻密な写生画は、自然や動物などをありのままに生き生きとした姿を描き、京都の人々を虜にした。その結果、京都の画家たちはこぞって写生画を描くようになり、応挙のもとには多くの門下生が集まり、円山派という一大流派が形成された。

一方、四条派の祖である呉春は、初め与謝蕪村に学び、師匠没後に応挙の画風を学んだことで、応挙の写生画に瀟洒な情趣をプラスした画風を育み、四条派を確立。

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