劇団解散危機? 崩壊シリーズ『派』開幕に、山崎樹範ら意気込み
(左より)伊藤裕一、前島亜美、安西慎太郎、松島庄汰、山崎樹範、梶原善、上地春奈、大水洋介(ラバーガール)、作・演出 オークラ(C)~崩壊シリーズ~『派』実行委員会
構成作家のオークラが作・演出を手がけ、山崎樹範が主演する~崩壊シリーズ~『派』が、10月18日に東京・俳優座劇場にて開幕した。
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本作は、2016年の『九条丸家の殺人事件』、17年の『リメンバーミー』に続く“崩壊シリーズ”の第3弾。行き詰まりを見せる劇団・荻窪遊々演劇社が、現状打破のために新進気鋭の若き作家を迎えたことで巻き起こる騒動が描かれる。山崎をはじめ、伊藤裕一、上地春奈、大水洋介(ラバーガール)、そして梶原善が第1・2弾に引き続いて続投し、今回新たに松島庄汰、安西慎太郎、前島亜美がキャスティングされた。
初日を控えた舞台挨拶には出演者8人とオークラが参加。開口一番、山崎が「観てくださる方に夢や希望を与えたい……なんて気持ちはさらさらございません!」と高らかに宣言すると、チケット購入者からゲネプロ参加に選ばれた“公式サポーター”の観客約40人から大きな笑い声が。一方のオークラは「初めてご覧になる方でも楽しめるようにつくりました」