新『アニー』の荒井美虹&德山しずく「笑顔が心に残るように演じたい」
とまっすぐに回答した。
なお、今回はミュージカル『アニー』の初代演出を務めた篠崎光正がゲストとして参加。当時の日本テレビ社長から「局の“良心”をつくって欲しい」と依頼され、スタッフ・キャスト全員参加の合宿を含む7か月半もの稽古を通じて作品づくりに取り組んだエピソードを披露した。これを受けた山田は「頭の下がる思い」と身を引き締め、「肝に銘じてお言葉に恥じない公演にします」と誓ってみせる。4回連続でウォーバックスを演じる藤本も「歴史を守り続けてくださった方がいるからこそ、私は今この場に立っている」と続き、「これから50年・100年と続けていけるように演じなければ」と抱負を述べた。
2017年以来、2度目のハニガン役となるマルシアは「(孤児につらく当たるハニガンを)私がテンション高く演じるほど、主役のアニーが活きたの」と過去公演を振り返り、「前回は100Vだったエネルギーを今回は1,000Vに上げて、彼女たちに向き合うわよ!」と宣言し、荒井と德山の顔を覗き込んだ。
公演は、2020年4月25日(土)から5月11日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。その後、8・9月に大阪・愛知・群馬・富山と巡演する。
チケットの一般発売は12月14日(土)10:00にスタートする。
取材・文:岡山朋代