(画像左から)藤原さくら、生田斗真、中山優馬
昨年春の大阪、金沢、松本公演を経て、いよいよ東京、福岡での上演が迫った。劇団の座付き作家である中島かずきによる完全新作で、“奥州三代の盛衰”といまだ多くの謎を残す“源義経黄金伝説”をモチーフに、歌、殺陣、笑いなどが怒涛のごとく繰り広げられる冒険時代活劇。福岡で行なわれた記者会見には、主演の生田斗真をはじめ、中山優馬、藤原さくらが登壇。作品に対する意気込みを語った。
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正義感が強く、情に厚い正直者、けれど、ちょっとおバカな一面を持つ偽義経・奥華玄久郎国衡(おうがのげんくろうくにひら)を演じる生田は「年々、スケールも大きく、バリエーションも豊富に進化していく新感線の中で、今もっともお客さまが観たいと思う、そして最も(主宰・演出家の)いのうえ(ひでのり)さんが演りたいと思う作品のカタチになっている。“史上最多”と言われる立ち回りも見どころのひとつで、年齢を重ねた劇団員の皆さんが動けなくなって来たぶん(笑)、俺が背負って行かなきゃなという思いも強く感じてますね」と意気込んだ。
そんな国衡の弟で、生真面目な性格の奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)