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知足山 常徳寺(所在地:京都府京都市)は、源義経ゆかりの常盤地蔵の修復をするためにクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてプロジェクトを2025年4月25日(金)~5月25日(日)まで実施しています。▼「CAMPFIRE」プロジェクトページ 常徳寺門前■プロジェクト実施の背景「常盤地蔵」は、平安時代末期に源義経の母・常盤御前が懐妊中に安産を祈願した地蔵菩薩立像です。この一体の仏像には、乱世に翻弄された母の切実な祈りと、生まれてくる我が子への深い愛情が込められています。千年近い間、静かに人々を見守り続けてきたこの常盤地蔵は、単なる信仰の対象ではなく、日本史に残る最も劇的な母子の物語を今に伝える貴重な存在です。年月の経過とともに傷みが進んだ常盤地蔵を本年6月より修復し、その姿を後世に伝えていきたいと思い、今回プロジェクトを開始いたしました。修復事業を知っていただくために5月25日までの期間、特別一般公開も実施しております。詳細は、以下のURLよりご確認ください。▼特別一般公開・URL ■リターンについて2,000円 :【お礼のメッセージ】10,000円:【お礼のメッセージ】【支援帳名簿記載】【源義経特別御朱印】【常盤地蔵修復プロジェクト報告レター】30,000円:【お礼のメッセージ】【支援帳名簿記載】【源義経特別御朱印】【常盤地蔵修復プロジェクト報告レター】【奉納者貼りだし(1年間)】【西陣織天井技法の小物入れ】※他にも返礼品の設定があります。詳しくは「CAMPFIRE」プロジェクトページをご覧ください。■公開概要公開日時 : 4月25日(金)~5月25日(日)平日 /10:00~17:00(受付16:30迄)土日祝/13:00~17:00(受付16:30迄)※水曜定休日(ただし、5月7日は公開)場所 : 知足山 常徳寺 京都市北区紫竹東栗栖町28アクセス : 市バス「常徳寺前」駅 徒歩0分拝観料 : 大人1,000円 中高生500円 小学生300円 (税込)特設サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年05月07日叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)と、風の駅【旅の情報ステーション京都】(京都市上京区、駅長:太貫まひろ)は、三陸鉄道株式会社(本社:岩手県宮古市、社長:石川義晃)の協力を得て、2024年6月1日(土)から9月30日(月)まで、「悠久の風~南部風鈴によせて~」を開催します。このイベントは、叡山電車沿線の鞍馬と岩手県の2つの場所が、源義経ゆかりの地であることから、源義経が生きた地域の風を感じていただこうと2013年から開催しているものです。岩手県名産の南部風鈴を叡山電車鞍馬駅と三陸鉄道宮古駅に飾り付け、透明感のある音色で訪れた方に涼しさと癒しをお届けするほか、叡山電車と三陸鉄道の沿線をテーマに、インスタグラムを使ったフォトコンテストを開催します。悠久の風「風鈴の駅舎」-叡山電車 鞍馬駅-「悠久の風~南部風鈴によせて~」の詳細1.開催期間:2024年6月1日(土)~9月30日(月)2.主催:叡山電鉄株式会社、風の駅【旅の情報ステーション京都】協力:三陸鉄道株式会社後援:岩手県、京都市〈開催期間中のイベント等について〉「風鈴の駅舎」の開催叡山電車鞍馬駅(京都市左京区)のホームと待合室に約200個、三陸鉄道宮古駅(岩手県宮古市宮町)に約40個の南部風鈴を飾り付けます。開催期間:〔叡山電車〕鞍馬駅 2024年6月1日(土)~9月30日(月)〔三陸鉄道〕宮古駅 2024年6月1日(土)~8月31日(土)叡山電車 鞍馬駅(駅舎内)叡山電車 鞍馬駅(ホーム)南部風鈴の販売叡山電車オリジナル短冊仕様の南部風鈴を販売し、売り上げの一部を三陸鉄道へ寄付します。販売金額:各種1,500円(税込)販売場所:〔叡山電車〕鞍馬駅販売時間:10時~16時南部風鈴(イメージ)「悠久の風」ヘッドマークの掲出叡山電車と三陸鉄道の車両に「悠久の風」共通ヘッドマークを掲出して「悠久の風」号として運行します。運行期間:2024年6月1日(土)~9月30日(月)※運転時間は日によって異なります。また、車両点検やその他の理由により運休する日がありますのでご了承ください。掲出車両:〔叡山電車〕815-816号車〔三陸鉄道〕 36-714号車ヘッドマークデザイン叡山電車三陸鉄道「悠久の風フォトコンテスト2023」入賞作品の展示前回の「悠久の風フォトコンテスト2023」入賞作品を叡山電車「悠久の風」号の車内と三陸鉄道久慈駅にて展示します。展示期間:2024年6月1日(土)~9月30日(月)(予定)展示場所:〔叡山電車〕「悠久の風」号車内(815-816号車)※運転時間は日によって異なります。また、車両点検やその他の理由により運休する日がありますのでご了承ください。〔三陸鉄道〕久慈駅「悠久の風」号車内(展示イメージ)三陸鉄道久慈駅「悠久の風フォトコンテスト2024」作品募集募集期間:2024年6月1日(土)~12月31日(火)応募資格:日本国内にお住まいで、プロ・アマチュアを問わず、応募規約に同意された方(18歳未満の場合は保護者の同意が必要です)応募規約は、叡山電車公式ホームページをご覧ください。URL: 応募方法:「叡山電車公式インスタグラム」アカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けて投稿してください。(非公開アカウントは対象外です)叡山電車公式インスタグラムURL: ★指定のハッシュタグ「#悠久の風フォトコンテスト」結果発表:2025年2月下旬(予定)賞:入賞・悠久の風賞(1点)入賞・えいでん賞(1点)入賞・さんてつ賞(1点)入賞(15点程度)※入賞作品は、叡山電車のホームページおよび電車内と三陸鉄道の駅にて展示いたします。悠久の風フォトコンテスト2023「悠久の風賞」作品【参考】■風の駅【旅の情報ステーション京都】旅のライター 太貫まひろ(希望郷いわて文化大使)が運営する出町桝形商店街にある旅の情報図書カフェサロン。京都を中心にした観光パンフレット、フリーペーパーの配布を行う小さな観光案内所であり、全国の旅情緒あふれるリトルプレスを扱う本屋でもある。更に全国の観光パンフレット等が閲覧できる図書サロンを併設し、旅の情報発信、加えてイベントや土産品などの企画立案販売も行っています。2012年12月京都観光のリトルプレス「気になる京都 あの店 あの場所」を発刊。新しい京都観光の提案を行っています。最新刊は「気になる京都4」。ホームページ Blog Twitter インスタグラム ■叡山電鉄株式会社京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社です。京都御所や下鴨神社に近い出町柳駅を起点に北上。途中の宝ケ池駅で二手に分かれ、東は八瀬比叡山口駅へ、西は貴船口駅や鞍馬駅に続いています。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめます。代表的な列車として、沿線の移り変わる景色を満喫していただける展望列車「きらら」、「楕円」のモチーフが印象的な観光列車「ひえい」があります。ホームページ Twitter YouTube インスタグラム 240524_eiden.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月24日叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)と、風の駅【旅の情報ステーション京都】(京都市上京区、駅長:太貫まひろ)は、三陸鉄道株式会社(本社:岩手県宮古市、社長:石川義晃)の協力を得て、2023年6月1日(木)から9月30日(土)まで、「悠久の風~南部風鈴によせて~」を開催します。このイベントは、叡山電車沿線の鞍馬と岩手県の2つの場所が、源義経ゆかりの地であることから、源義経が生きた地域の風を感じていただこうと2013年から開催しているものです。岩手県名産の南部風鈴を叡山電車鞍馬駅と三陸鉄道宮古駅に飾り付け、透明感のある音色で訪れた方に涼しさと癒しをお届けするほか、叡山電車と三陸鉄道の沿線をテーマに、インスタグラムを使ったフォトコンテストを開催します。詳細は以下をご覧ください。「悠久の風~南部風鈴によせて~」の詳細1.開催期間:2023年6月1日(木)~9月30日(土)2.主催:叡山電鉄株式会社、風の駅【旅の情報ステーション京都】協力:三陸鉄道株式会社〈開催期間中のイベント等について〉①「風鈴の駅舎」の開催叡山電車鞍馬駅(京都市左京区)のホームと待合室に約200個、三陸鉄道宮古駅(岩手県宮古市宮町)に約40個の南部風鈴を飾り付けます。開催期間:〔叡山電車〕鞍馬駅 2023年6月1日(木)~9月30日(土)〔三陸鉄道〕宮古駅 2023年6月1日(木)~8月31日(木)②南部風鈴の販売叡山電車オリジナル短冊仕様の南部風鈴を販売し、売り上げの一部を三陸鉄道へ寄付します。販売金額:各種1,500円(税込)販売場所:〔叡山電車〕鞍馬駅販売時間:10時~16時③「悠久の風」ヘッドマークの掲出叡山電車と三陸鉄道の車両に「悠久の風」共通ヘッドマークを掲出して「悠久の風」号として運行します。運行期間:2023年6月1日(木)~9月30日(土)※運転時間は日によって異なります。また、車両点検やその他の理由により運休する日がありますのでご了承ください。掲出車両:〔叡山電車〕813-814号車〔三陸鉄道〕36-714号車叡山電車三陸鉄道④「悠久の風フォトコンテスト2022」入賞作品の展示前年の「悠久の風フォトコンテスト2022」入賞作品を叡山電車「悠久の風」号の車内と三陸鉄道久慈駅にて展示します。展示期間:2023年6月1日(木)~9月30日(土)(予定)展示場所:〔叡山電車〕「悠久の風」号車内(813-814号車)※運転時間は日によって異なります。また、車両点検やその他の理由により運休する日がありますのでご了承ください。〔三陸鉄道〕久慈駅⑤「悠久の風フォトコンテスト2023」作品募集募集期間:2023年6月1日(木)~12月31日(日)応募資格:日本国内にお住まいで、プロ・アマチュアを問わず、応募規約に同意された方(18歳未満の場合は保護者の同意が必要です)応募規約は、叡山電車公式ホームページをご覧ください。URL: 応募方法:「叡山電車公式インスタグラム」アカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けて投稿してください。(非公開アカウントは対象外です)叡山電車公式インスタグラムURL: ★指定のハッシュタグ「#悠久の風フォトコンテスト」結果発表:2024年2月下旬(予定)賞:入賞・悠久の風賞(1点)入賞・えいでん賞(1点)入賞・さんてつ賞(1点)入賞(15点程度)※入賞作品は、叡山電車のホームページおよび電車内と三陸鉄道の駅にて展示いたします。【参考】■風の駅【旅の情報ステーション京都】旅のライター 太貫まひろ(希望郷いわて文化大使)が運営する出町桝形商店街にある旅の情報図書カフェサロン。京都を中心にした観光パンフレット、フリーペーパーの配布を行う小さな観光案内所であり、全国の旅情緒あふれるリトルプレスを扱う本屋でもある。更に全国の観光パンフレット等が閲覧できる図書サロンを併設し、旅の情報発信、加えてイベントや土産品などの企画立案販売も行っています。2012年12月京都観光のリトルプレス「気になる京都 あの店 あの場所」を発刊。新しい京都観光の提案を行っています。最新刊は「気になる京都4」。ホームページ Blog Twitter ■叡山電鉄株式会社京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社です。京都御所や下鴨神社に近い出町柳駅を起点に北上。途中の宝ケ池駅で二手に分かれ、東は八瀬比叡山口駅へ、西は貴船口駅や鞍馬駅に続いています。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめます。また、沿線の移り変わる景色を満喫していただける展望列車「きらら」の運行や、上品な雰囲気を味わえる観光列車「ひえい」も運行しています。ホームページ Twitter YouTube 230526_eiden.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月26日世界中で話題沸騰のAIチャットサービス“chatGPT”。インターネット上にある膨大な情報をもとに、質問に対してチャット形式で回答をしてくれる高度な技術を持ったサービスをご存知ですか?mamagirlでは「実験」と銘打って、噂のchatGPT活用に挑戦!非現実的な質問から、噂の都市伝説、今さら聞けないあんなコトやこんなコトをドシドシ投げかけちゃうコーナーを設置しました♪回答文はchatGPT原文をそのまま掲載。いったいどんな回答を出してくるのか、ぜひ読んでみてくださいね。戦国時代が起こらなかったかも!?源義経は平安時代の武将で、その武勇と悲劇的な運命により、多くの人々に愛される歴史上の英雄です。では、仮に源義経が天下統一を果たしていたら、日本の歴史はどのように変わっていたのでしょうか?源義経が天下統一を成し遂げていた場合の政治面・文化面での影響について探ります。【政治面での変化】1.源氏の権力基盤の強化源義経が天下統一を成し遂げていたら、源氏の権力基盤がさらに強化され、源氏政権が長期間続くことが考えられます。2.地方政治の安定源義経は地方の豪族との連携を重視していたため、彼が天下統一を果たしていたら、地方政治が安定し、国の統治が円滑に進むことが考えられます。3.後の戦国時代の未然防止源義経が天下統一を成し遂げていたら、後の戦国時代が起こらず、日本の歴史が大きく変わっていた可能性があります。【文化面での変化】1.武士道精神の発展源義経は武士道精神の体現者とされており、彼が天下統一を果たしていたら、武士道精神が日本社会に浸透し、発展することが考えられます。2.軍記物語の隆盛源義経が天下統一を果たしていたら、彼の業績を讃える軍記物語がさらに多く生まれ、日本文学の発展に寄与することが考えられます。3.伝統文化の継承と発展源義経は平安文化を愛していたとされており、彼が天下統一を果たしていたら、日本の伝統文化が継承され、発展することが考えられます。源義経が天下統一を成し遂げていたら、日本の歴史は政治面・文化面で大きく変化していたことが想像されます。政治面では、源氏の権力基盤が強化され、地方政治が安定し、戦国時代の未然防止が期待できるでしょう。一方、文化面では、武士道精神の発展、軍記物語の隆盛、そして伝統文化の継承と発展が見込まれます。これらの変化は、源義経が天下統一を果たしていたらどのような日本の未来が待っていたかを考える上で、興味深い視点を提供します。ただし、これらの仮定はあくまで歴史の「もしも」に基づいており、実際の歴史がどのように変化したかは分かりません。それでも、源義経が天下統一を果たしていたら、日本がどのような未来を迎えていたかを考えることは、歴史をより深く理解する助けとなり、想像力を養う上で有益です。※chatGPT原文をそのまま掲載しています。突飛な質問にも真面目に答えてくれるchatGPTどうでしたか?突拍子もない質問はもちろん、どんな問いにも具体的な答えをくれるところはさすがAIですよね!今後も面白い質問を編集部からchatGPTに投げかけていくので、乞うご期待です♪あわせて読みたい🌈【chatGPTに聞いてみた!】織田信長が天下統一したら日本はどうなっていた?
2023年05月11日叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)と、風の駅【旅の情報ステーション京都】(京都市上京区、駅長:太貫まひろ)は、三陸鉄道株式会社(本社:岩手県宮古市、社長:石川義晃)の協力を得て、2022年6月1日(水)から9月30日(金)まで、「悠久の風~南部風鈴によせて~」を開催します。このイベントは、叡山電車沿線の鞍馬と岩手県の2つの場所が、源義経ゆかりの地であることから、源義経が生きた地域の風を感じていただこうと2013年から開催しているもので、岩手県名産の南部風鈴を叡山電車 鞍馬駅と三陸鉄道 宮古駅に飾り付け、透明感のある音色で訪れた方に涼しさと癒しをお届けするほか、叡山電車と三陸鉄道の沿線をテーマに、インスタグラムを使ったフォトコンテストを開催します。詳細は別紙をご覧ください。悠久の風フォトコンテスト2021「悠久の風賞」作品以 上(別紙)「悠久の風~南部風鈴によせて~」の詳細1.開催期間:2022年6月1日(水)~9月30日(金)2.主 催:叡山電鉄株式会社、風の駅【旅の情報ステーション京都】協 力:三陸鉄道株式会社〈開催期間中のイベント等について〉1.「風鈴の駅舎」の開催叡山電車 鞍馬駅のホームと待合室に約200個の南部風鈴を飾り付けます。三陸鉄道 宮古駅(岩手県宮古市宮町)にも約40個の南部風鈴を飾り付けます。開催期間:叡山電車 鞍馬駅 2022年6月1日(水)~9月30日(金)三陸鉄道 宮古駅 2022年6月1日(水)~8月31日(水)叡山電車 鞍馬駅2.南部風鈴の販売叡山電車オリジナル短冊仕様の南部風鈴を販売し、売り上げの一部を三陸鉄道へ寄付します。販売金額:各種 1,500円(税込)販売場所:鞍馬駅販売時間:10時~16時南部風鈴(イメージ)3.「悠久の風」ヘッドマークの掲出叡山電車と三陸鉄道の車両に「悠久の風」共通ヘッドマークを掲出して「悠久の風」号として運行します。運行期間:2022年6月1日(水)~9月30日(金)※運転時間は日によって異なります。また点検やその他の理由により 運休や運転区間の変更などがございますのでご了承ください。掲出車両:〔叡山電車〕815ー816号車(デザイン電車「こもれび」を使用)〔三陸鉄道〕 36ー714号車ヘッドマークデザイン 叡山電車 三陸鉄道4.「悠久の風フォトコンテスト2021」入賞作品の展示前年の「悠久の風フォトコンテスト2021」入賞作品を叡山電車「悠久の風」号の車内と三陸鉄道 久慈駅にて展示します。展示期間:〔叡山電車〕2022年6月1日(水)~9月30日(金)(予定)〔三陸鉄道〕2022年7月1日(金)~9月30日(金)(予定)展示場所:〔叡山電車〕「悠久の風」号車内(815ー816号車)〔三陸鉄道〕久慈駅※運転時間は日によって異なります。また、車両点検やその他の理由により運休する日がありますのでご了承ください。「悠久の風」号車内(展示イメージ) 久慈駅5.「悠久の風フォトコンテスト2022」作品募集募集期間:2022年6月1日(水)~12月31日(土)応募資格:日本国内にお住まいで、プロ・アマチュアを問わず、応募規約に同意された方(19歳未満の場合は保護者の同意が必要です)応募規約は、叡山電車公式ホームページをご覧ください。URL: 応募方法:「叡山電車公式インスタグラム」アカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けて投稿してください。(非公開アカウントは対象外です)叡山電車公式インスタグラムURL: ★指定のハッシュタグ「#悠久の風フォトコン2022」結果発表:2023年2月下旬(予定)賞 :入賞・悠久の風賞( 1名)入賞・えいでん賞( 1名)入賞・さんてつ賞( 1名)入賞 (16名)※入賞作品の20作品は、叡山電車のホームページおよび「こもれび」号の車内と三陸鉄道の「久慈駅」にて展示いたします。【参考】■風の駅【旅の情報ステーション京都】旅のライター 太貫まひろ(希望郷いわて文化大使)が運営する出町桝形商店街にある旅の情報図書カフェサロン。京都を中心にした観光パンフレット、フリーペーパーの配布を行う小さな観光案内所であり、全国の旅情緒あふれるリトルプレスを扱う本屋でもある。更に全国の観光パンフレット等が閲覧できる図書サロンを併設し、旅の情報発信、加えてイベントや土産品などの企画立案販売も行っています。2012年12月京都観光のリトルプレス「気になる京都 あの店 あの場所」を発刊。新しい京都観光の提案を行っています。最新刊は「気になる京都4」。ホームページ Blog Twitter ■叡山電鉄株式会社京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社です。京都御所や下鴨神社に近い出町柳駅を起点に北上。途中の宝ケ池駅で二手に分かれ、東は八瀬比叡山口駅へ、西は貴船口駅や鞍馬駅に続いています。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめます。また、沿線の移り変わる景色を満喫していただける展望列車「きらら」の運行や、上品な雰囲気を味わえる観光列車「ひえい」も運行しています。ホームページ Twitter YouTube 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月30日回を追うごとにパワーゲームの熾烈さが増し、放送後にはSNSで話題沸騰のNHK大河『鎌倉殿の13人』。4月24日放送回では菅田将暉(29)演じる源義経の怪演が話題を呼んだことも記憶に新しい。前半のクライマックスとなる5月8日放送回の「壇ノ浦の戦い」も目前に迫る今、読めば100倍楽しめる現場秘話を一挙公開!【1】『新選組!』キャストが再集結SNSで「神回!」と話題を呼んだ4月17日放送回の立役者が、佐藤浩市演じる上総広常。広常の壮絶な最期を鬼気迫る熱演で表現した佐藤だが、かつての“仲間”たちとの再会が原動力になったようだ。「佐藤さんは、三谷幸喜さんが脚本を務めた’04年放送の大河『新選組!』にも出演しているのですが、『鎌倉殿』には鈴木京香さんや中村獅童さんといった当時のキャストが多数出演しています。『新選組!』の出演者は放送後も定期的に食事会を開くほど仲がよく、その中心で音頭をとっている山本耕史さんも『鎌倉殿』に出演しています。佐藤さんをはじめ“三谷組”の人たちは、当時の思い出話に花を咲かせつつ、再会の喜びをかみ締めながら撮影に臨んでいたといいます」(NHK関係者)【2】猿之助は私生活でも“怪僧”打倒平家を説いて回り、物語をかき乱す怪演を見せているのが謎の僧・文覚。演じる市川猿之助(46)は、私生活でも“怪僧”になりきっているという。「昨年、バラエティ番組でロシアの超能力者が開発した“地縛霊が成仏するランプ”を35万円で購入したことを明かすなど、猿之助さんはスピリチュアル好き。最近もSNSで“神様とシンクロできる方法”が書かれた書籍をおすすめしていました。猿之助さんはもともと信心深い性格。仏教の知識も豊富で『歌舞伎役者になっていなかったら、出家して僧侶になっていた』と語っていたこともあるそうです。それだけに怪僧役のオファーが来た際は、“自分にぴったり!”と喜んでいたそうです」(前出・NHK関係者)出演者たちの多様な人間性が『鎌倉殿』の魅力の幅を広げていたーー。
2022年04月29日徳島県東部圏域の登録観光地域づくり法人『一般社団法人イーストとくしま観光推進機構』(所在地:徳島県徳島市寺島本町西1-61)は、地元情報誌を発行する『株式会社あわわ』(所在地:徳島県徳島市南末広町2-95)との共同事業で、源義経にまつわる伝説が詰まった歴史街道「義経ドリームロード」についてのWEB記事を3月17日に公開しました。一般社団法人イーストとくしま観光推進機構と株式会社あわわは、徳島県東部圏域の「食」「歴史・文化」「アクティビティ」の3テーマについて知られざる魅力的な観光情報を発信しています。「義経ドリームロードを歩く」詳細URL: 源義経騎馬像■WEB記事の内容<小松島市に語り継がれる義経伝説>源義経にまつわる伝説は日本各地にあり、実は徳島県小松島市にも義経にまつわる伝説が数多く残されています。屋島の戦いの時に大阪の港から出港した義経が、最初に上陸したのが小松島と言い伝えられているのです。<義経ドリームロード>小松島にたどり着いたとき、家来たちを集めた場所を「勢合(せいごう)」、白旗を立てた場所を「旗山(はたやま)」と呼び、今も小松島市の地名として残っています。屋島への進軍を始めたときに通ったとされる道は「義経街道」と名付けられ、今に伝わっています。<パンフレットをもって歴史散策に出かけよう!>義経ゆかりの地を結ぶ小松島市内の約10キロメートルは「義経ドリームロード」と名付けられ、県内外の歴史ファンが訪れています。小松島市では、この「義経ドリームロード」のパンフレットを配布しています。義経ドリームロードのパンフレット■本件に関するお客様からのお問い合わせ先一般社団法人イーストとくしま観光推進機構TEL:088-678-2811 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月22日武士の歴史との関わりが深い土地柄に建つ箱根・岡田美術館では、武士をテーマにした展覧会『The SAMURAI ―サムライと美の世界―』を開催する。同展では、源氏の武将とその家来たちが描かれた作品や、凄惨(せいさん)な合戦の様子、勇壮な馬追の祭礼など、時代によって異なる武士の姿を中心に、渡辺崋山や歌川(安藤)広重など、武士階級の画家が描いた絵、また 武家・武芸に関わる屏風など、武士をテーマとする絵画、工芸品を併せて30件余りを展示。2022年の大河ドラマに登場する人物らも描かれている。源平の栄枯盛衰を豪華絢爛に表現した≪平家物語図屏風≫や、源義経、静御前、武蔵坊弁慶を描いた葛飾北斎による≪堀河夜討図≫などの名品に加え、2021年が渡辺崋山の没後180年の節目にあたることに因み、代表作≪虫魚帖≫(重要文化財)も公開。日本の歴史を築いてきたSAMURAIと美の世界を辿る。葛飾北斎≪堀河夜討図≫(部分)江戸時代後期 19 世紀前半岡田美術館蔵≪合戦図屏風≫(部分)桃山~江戸時代初期 16~17 世紀 岡田美術館蔵≪相馬野馬追図屏風≫(部分)江戸時代中期 18 世紀 岡田美術館蔵渡辺崋山≪虫魚帖≫のうち(鶏頭にとんぼ・部分) 天保 12 年(1841) 重要文化財 岡田美術館蔵※会期中ページ替あり【開催概要】特別展『The SAMURAI ―サムライと美の世界―』会場:岡田美術館会期:10月2日(土)~2022年2月27日(日)※12月31日(金)~2022年1月1日(土)は休館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)公式サイト( )
2021年05月18日4月3日(土)より、歌舞伎座にて「四月大歌舞伎(しがつおおかぶき)」が開幕する。この度、公演に先立ち特別ポスター2枚が公開された。「四月大歌舞伎」は三部制(各部総入れ替え、幕間あり)で客席数は50%の904席を維持して上演される。第一部では、歌舞伎十八番の中でも屈指の人気を誇る『勧進帳』を日替りの配役で上演。 特別ボスターには、主役の武蔵坊弁慶を日替りで勤める松本白鸚と松本幸四郎の親子ふたりの臨場感が溢れる写真で、主君・源義経を命懸けで守ろうとする弁慶の鬼気迫る一瞬の表情が映し出された。かつてない親子競演となる交互出演による弁慶について、これまで1150回を演じ、本興行としては今回史上最年長での『勧進帳』弁慶となる白鸚は「覚悟を決めました」と意気込む。幸四郎も「曽祖父(七世幸四郎)、祖父(初世白鸚)、父の弁慶を目指す」と語り、 父から子、白鸚から幸四郎へ受け継がれる“高麗屋の弁慶”をお見逃しなく。もう一枚は、第三部で上演される『桜姫東文章』より、片岡仁左衛門と坂東玉三郎の“復刻版”ボスター。『桜姫東文章』は悪の魅力を放つ仁左衛門の釣鐘権助と、高貴な身分でありながら運命に翻弄されながら流転の人生を歩む玉三郎の桜姫を中心に、始終目の離せない展開が繰り広げられる、四世鶴屋南北の大傑作だ。昭和50年代より「孝・玉コンビ」として一大ムーブメントを巻き起こした仁左衛門(当時:孝夫)と玉三郎の名コンビが、大人気を博した『桜姫東文章』を歌舞伎座で上演することで大きな話題を呼んでいる。物語の前半にあたる「上の巻」上演にあたり、当時撮影されたふたりのスチール写真が特別 ボスターとして復活。ふたりが緻密に織りなす、美しくも恐ろしい人間ドラマが36年の時を経て令和の今に蘇る。なお、撮影は大倉舜二。これらのポスターは、歌舞伎座地下2階の木挽町広場や、1階お土産処「木挽町」、歌舞伎座公式インターネットショップ「かお店」などでも販売される。ぜひこの機会にお買い求めいただきたい。【公演情報】歌舞伎座4月公演「四月大歌舞伎」2021年4月3日(土)~28日(水)
2021年04月02日『平家物語』を題材に、2017年に野村萬斎の新演出で上演し、数々の演劇賞を受賞した舞台『子午線の祀り』。世田谷パブリックシアター開場20周年記念として、本舞台が戯曲の芯をとらえ直し、ダイナミックかつテンポ感を増した2021年版として新たに生まれ変わり上演されることが分かった。『子午線の祀り』は、木下順二が『平家物語』を基に“天”の視点から人間たちの葛藤を描き、平知盛や源義経をはじめとする源平合戦にかかわった登場人物たちを躍動感をもって浮き彫りにし、心理描写も巧みな壮大な歴史絵巻に仕立て上げた戯曲。日本語の“語り”の美しさと荘厳な響きを引き出す群読という独特な朗誦スタイルを随所に用い、演劇史に確固たる地位を築いてきた作品として広く知られてきた。その戯曲を受けて宇野重吉、観世栄夫、木下順二らの演出による初演が1979年。能・狂言、歌舞伎、現代演劇で活躍する俳優、スタッフがジャンルを越えて創り上げ、高く評価された。その後、幾たびもの上演を経て、この伝説的な舞台が、野村の新演出により世田谷パブリックシアターで上演されたのが、3年前の2017年のこと。世田谷パブリックシアターの芸術監督として長年にわたり、作品を数多く演出してきた野村の集大成のひとつともいえる2017年版の上演は、宇宙的な視座を持つ作品の深い考察、個人と全ての人間の運命を包み込む宇宙の対比、群読による日本語の美しい響きと身体性を活かしたダイナミックな演出が高く評価され、読売演劇大賞最優秀作品賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞。そして2021年初頭にこのコロナ禍の中で再び上演するにあたり、あらゆる試行錯誤を繰り返した結果、2017年版をベースにしながらも、演出の濃度を増し、機動力のある舞台を新たに目指すこととなった。また今回の2021年版は2017年には果たせなかった、各地での上演も実施するはこびとなる。2月にKAAT神奈川芸術劇場で幕を開け、その後、愛知、久留米、兵庫と各地をまわり、最後に世田谷パブリックシアターの舞台へ戻ってくるという、その間1カ月以上に及ぶ公演となる新たな『子午線の祀り』の誕生に期待したい。配役は以下の通り。野村萬斎……新中納言知盛(しんちゅうなごんとももり)成河……九郎判官義経(くろうほうがんよしつね)河原崎國太郎……大臣殿宗盛(おおいとのむねもり)吉見一豊……梶原平三景時(かじわらへいぞうかげとき)村田雄浩……阿波民部重能(あわのみんぶしげよし)若村麻由美……影身の内侍(かげみのないし)2017年版の出演者31名から今回は17名に再編成を行い、群読チームの若手の中から伊勢三郎役への抜擢や、また新たに梶原平三景時に吉見一豊を迎え、さらに機動力を増した布陣で挑む。野村は、今回の公演を「『子午線の祀り 2021』withコロナバージョン」として、以下のコメントを寄せている。「1979年の初演より半世紀を過ぎて尚輝く名作。2017年の新演出では、数々の賞を頂きました。何故この作品がこれまで息長く、また時代に合わせたアップデートに耐えて輝き続けるのか。それは木下順二が、日本の普遍の名作「平家物語」に、世界の普遍の名作「ギリシャ悲劇」「シェイクスピア」を掛け合わせ、宇宙の目線から見つめるというハイブリッドな戯曲(レクイエム)を書き上げたからに他ならない。数百年、数千年の普遍を掛け合わせれば、それは絶対普遍とも言えるのではないか。後は、現在に生きる我々が、いかにアップデートするかにかかっている。この1年間、世界はコロナウイルスという大きな波に揺れている。しかし我々は、足を波に掬われようとも自分の座標軸をもち、すっくと現在この時に立っていなければならない。この『子午線の祀り』も、早くも大きなアップデートを迫られている。戯曲を圧縮し、言霊を磨き、舞台美術を変え、役者の身体性をより強固にアグレッシブにして、演出の濃度を上げる。それは再演という括りでは収まらない、新たな旅立ちである。コロナ禍だからこそ我々は、現在、何処に、何故に、どのように生きているのか?あなたの目前に漂う「生と死」と、歴史の波に漂う源平壇ノ浦合戦の「生と死」が合致してオーバーラップする時、あなたは自分の存在を宇宙の目線から知り、自らをアップデートするのである。そして「満々とひろがりひろがる現在という時空の海面に、あなたはすっくと立っている。」ことを自覚するのである。戯曲の主人公の一人である平知盛を演じるのは4度目である。「見るべき程のことは見つ」とまさに世の中を俯瞰して千尋の海に沈む知盛の目線は、時空の闇を超えて今を生きるあなたの目線に、影身として寄り添うのである」<神奈川公演>KAAT神奈川芸術劇場ホール2021年2月21日(日)~27日(土)6回公演(全14:00開演)<名古屋公演>日本特殊陶業市民会館ビレッジホール2021年3月3日(水)18:30、4日(木)12:00<久留米公演>久留米シティプラザザ・グランドホール2021年3月7日(日)16:00、8日(月)13:00<兵庫公演>兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール2021年3月13日(土)12:00/18:00、14日(日)13:00
2020年12月25日東京・大手町。超高層ビル群の一角にひっそりとたたずむ「平将門の首塚」に、一人でそっと入っていったのは土屋太鳳(25)。平将門の首塚といえば、首塚をどかそうとするたびに祟りが起きたという伝説があり、“都内最強”とも呼ばれるパワーポットだ(※現在は改修中)。本誌が土屋を目撃したのは10月中旬。当時彼女は、ミュージカル『ローマの休日』の主演女優を務めていた。プリント類を挟んだ分厚いファイルやテキストを抱いた土屋は、神妙な表情で境内に入る前に深々と一礼し、誰もいない境内を進む。将門公の首塚の前にしゃがみ込みむと、手を合わせながら熱心に祈りを捧げた。参拝を終えた後、石段を降りると再び境内に向き直って一礼。さらに土屋は石段を3段上がっては前を向いたままの状態でまた3段下がるという、まるで“踏み台昇降運動”のような動きを3回繰り返してから去っていった。神道の作法にも詳しいベテランのジャーナリストに土屋の参拝について聞いてみた。「私が知る限りは初めて聞く参拝作法ですね。神社のお参りの仕方には2種類あって、公式の作法の他に、地元や家に代々習俗として伝わる民族宗教的なものがあります。彼女の場合は後者なのかもしれませんね」近年は運気アップのために同所を観光に訪れる若い女性も少なくない。しかし、首塚の前にしゃがみこんで神妙に祈る土屋の姿からは強い信仰心もうかがえた。その信仰心を読み解くカギは土屋家のルーツにあるのかもしれない。「実は土屋家のルーツは武家の家系にあり、母方の先祖は源義経に仕えていた人なのだそうです。そのせいもあって太鳳ちゃんは義経の大ファン。義経と同じように無念のままこの世を去った平将門にもなにか感じるものがあったのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)土屋といえば、留年を4度繰り返しながら、いまも体育大学に在籍する現役大学8年生。‘20年は卒業がかかったラストチャンスの年でもある。大学で使っていると思われるテキストやファイルを持参して祈願していた彼女に、首塚は大学を卒業のための運気を与えてくれるのだろうか――。
2020年12月17日2022年放送予定の小栗旬主演大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。先程発表された源義経役の菅田将暉に続き、新たなキャストが明らかになった。三谷幸喜脚本で描く本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き、源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした二代執権・北条義時を描く物語。小栗さんが北条義時を演じるほか、これまでに小池栄子、佐藤二朗、中川大志、小泉孝太郎、杉本哲太らの出演が発表されている。本日11月20日明らかになったのは、菅田さんに加え、小林隆、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋の5名。小林隆/三善康信役“13人”の1人で、義時たちの運命を変える人物。<コメント>伯母が源頼朝の乳母であった関係で頼朝の平家打倒の挙兵に大きな役割を果たし、京都朝廷の官から鎌倉幕府草創期の政務を支える存在となる三善康信。そのドラマチックな人生を生きることが楽しみでなりません。平安時代末期から鎌倉時代初期へ、貴族中心の世界から武士中心の世界へという歴史の大きな転換期を、朝廷勤めで培った文官としての能力を武器に、思う存分生き抜きたいと思っております。「13人」の一人として。中村獅童/梶原景時役“13人”の1人で、寝返り重臣筆頭となる謎の敵将。<コメント>歌舞伎では「梶原平三誉石切」という演目や、その他さまざまな演目にもたびたび登場し私自身も演じたことがあります。その人柄は、大悪人といわれることも多い、悲劇の武将「梶原景時」。でも三谷さんのことだからただの悪人というわけではないはず……。諸説ある歴史背景とともに、三谷さんがどのように描いてくださるか今からワクワクしています。宮沢りえ/牧の方役義時の継母。<コメント>牧の方というと、悪女というイメージがありました。あまり悪い女を演じたことがない私にこの役をオファーしてくださったことに、驚きと喜びを感じております。主役の小栗さんをはじめ、一筋縄ではいかないすばらしい役者さんたちの中で、惜しみなく牧の方を愛し、演じようと思います。大泉洋/源頼朝役一族を平家に滅ぼされた流罪人で、義時を右腕に天下を狙う人物。<コメント>源頼朝といえば、征夷大将軍であり鎌倉幕府を開いた英雄でありますが、そこに到るまでの平家との因縁や弟・義経との確執、妻・政子との物語など歴史の教科書では語られない人間頼朝をすばらしい共演者の皆々様と共に丁寧に演じていけたらと思っております。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1~12月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月20日菅田将暉が小栗旬主演、三谷幸喜脚本の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、悲劇の天才武将・源義経役に決定。先ほど三谷幸喜から発表された。本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。小栗さんが源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした鎌倉幕府二代執権・北条義時を演じる。連日、第一次出演者が三谷さん自身の口から発表されていた本作。その最終日となる今回、源氏を語るには外せない頼朝の弟で、次々と奇跡を起こす天才軍略家、源義経を菅田さんが演じることに。「おんな城主 直虎」(2017)以来、2度目の大河ドラマ出演を果たす。出演が決まった菅田さんは「「悲劇の武将」と言われ、ドラマティックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く実体がよくわからないところが演じる上では興味深いと思っています。いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事では終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです。」とコメントを寄せている。SNSには「菅田将暉キター!!」「菅田さんがまた時代劇で見られるなんて」「期待しかない」という声や、「小栗旬さんのご指名かしら」「ぎ、銀魂…佐藤二朗さんもいるし」とキャストとの交流に触れる声も上がり、まだ明らかになっていない頼朝役にも注目が集まっている。なお、先んじて、義時(小栗さん)の生涯の盟友、三浦義村役に山本耕史、義時の妹の阿波局役に宮澤エマ、義時の父・北条時政役に坂東彌十郎、頼朝の息子で義時の甥となる二代将軍・源頼家役に金子大地らの出演も発表されている。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1~12月、NHKにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月20日俳優の生田斗真が10月21日、東京・丸の内ピカデリー・ドルビーシネマで開催されたゲキ×シネ『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の特別先行上映に、共演する中山優馬、藤原さくらとともに出席した。“奥州三代”と“義経黄金伝説”をモチーフに、源義経が実際に奥州に匿われていたという史実を、中島かずきがファンタジーも散りばめながら脚本化。いのうえひでのりが演出を手掛け、劇団☆新感線旗揚げ39周年にあたる2019年に“39(サンキュー)興行”として大阪、金沢、松本公演を実施。2020年に東京、福岡公演を予定していたが、コロナ禍の影響で、東京は一部中止、福岡は全公演中止となった。主人公の偽義経・源九郎義経(みなもとのくろうよしつね)を演じる生田は、開口一番「偽義経鬼滅の刃……」と社会現象を巻き起こす人気アニメを引き合いに笑いを誘い、「こう言えば、キッズたちが間違えて来てくれるかなと(笑)。向こうはアニメ(のキャラクター)が戦っていますが、こっちは人間同士がバンバン戦っています。演劇はもっと面白いぞ!」とアピール。最新のドルビーシステムを駆使した上映に「ゲキシネはレベルが違います。生の舞台では(客席から)見られない汗、涙、呼吸、空気が臨場感として伝わってくる」とその魅力を熱弁していた。コロナ禍で上演を完走できなかったことに、「(2019年に比べ)かなり練り込んで、演劇としてかなり完成度の高いものに仕上がったが、特に福岡は一度も上演できず、悔しい思いをした」と本音も。福岡公演の中止は、現地・博多座での稽古中に知らされたといい「いのうえさんが何もせず、東京に帰るのは悔しいので、無観客で通し稽古をしようと言ってくださった。切なかったが、忘れられない“公演”に。必ずリベンジしたいなと思います」と前向きな姿勢を示した。中山は初の劇団☆新感線参戦で、偽義経の弟にあたる奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)を熱演し「皆さんが現場に居やすくしてくれて、毎日笑いが絶えなかった」と回想。先輩にあたる生田については「本当に心強い座長であり、ムードメーカー。稽古でもまったく手を抜かず、常に全力。自分ももっと頑張らなきゃ」と敬意を表し、「不本意な形で終わってしまったが、作品を届けたい、お客さんの受け取りたいという意地を感じることができ、やってきたことに意味があった」とコメント。大陸渡りの歌うたい・静歌しずかを演じた藤原も「悔しいなという思いがある」と無念を明かし、「(舞台上で)一緒にいても気づかなかった細かい表情を見ることができる。自信をもって、みんなに見てもらえる舞台ができた」とゲキ×シネの魅力を語っていた。取材・文=内田涼ゲキ×シネ『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』10月24日(土)全国公開
2020年10月22日俳優の生田斗真が21日、都内で行われたゲキ×シネ『偽義経冥界歌』(24日公開)の舞台挨拶に、中山優馬、藤原さくらとともに登壇した。劇団☆新感線旗揚げ39周年にあたる2019年に“39サンキュー興行”と称して上演された生田主演舞台『偽義経冥界歌』は、“奥州三代”と“義経黄金伝説”をモチーフに、源義経が実際に奥州に匿われていたという史実をベースにした物語。2019年に大阪、金沢、松本公演を行い、2020年に東京、福岡公演を予定していたものの、コロナ禍により東京は一部中止、福岡は全公演中止に。鑑賞できなかった人たちのためにも本作を届けるべく、ゲキ×シネとしてスクリーンに登場する。主人公の偽義経(源九郎義経)を演じた生田は「みなさん、こんにちは。本日は『偽義経 鬼滅の刃』に…」と大ヒット映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のタイトルと混ぜてふざけ、偽義経の弟・奥華次郎泰衡役の中山が「違うよ! 間違えてる」とツッコむと、「あ! キッズたちが間違えて見に来てくれるかなと。向こうはアニメがたくさん戦っていますが、こっちは人間がバンバン戦っています。アニメも面白いけど、演劇はもっと面白いぞ!」と『鬼滅の刃』の人気の便乗して笑いを誘った。そして、『偽義経冥界歌』について、「2年間にわたって上演した作品。2020年は博多公演が一度もできずに東京に帰ってくるという悔しい思いをしたんですけど、奇跡的に3月19日にライブビューイングを行うことができ、ライブビューイングで撮った映像をゲキ×シネという形で全国のみなさんにお届けできるという、本当にミラクル、奇跡が起きたとしか言いようがないお芝居になっていると思います」と説明。「人の前に立ってお芝居をすること、受け取ってもらうことを当たり前のように思っていたけど、当たり前じゃないんだなと思いましたし、たくさんの方々のもとに届けることができてうれしかったです」と語った。博多公演は、現地入りして舞台稽古を続けている中で中止が決定したという。生田が「演出家のいのうえさんが『このまま何もせずに東京に帰るのは悔しいので、最後に無観客で通し稽古をやりましょう』と言ってくださって、普段公演を見られない劇場のスタッフの方に座っていただいて通し稽古をしました。切なかったなあ」と振り返ると、中山も「切なかったですね。切なかった以外の言葉が見つからない」と同調。「でも、(通し稽古を)やれるとやれないでは違いました。博多座に僕たちはこの作品でいたんだぞというのを刻み付けようという時間でした」と語った。生田はさらに、「すべてのお芝居が終わってカーテンコールをやっている最中に、2階席か3階席から横断幕みたいなのぼりが上がったんです。博多座のスタッフの方々が、本当は劇場の周りに立てるはずだったのぼりを劇場内に入れて僕たちに見せてくださったりして、忘れられない公演になりました」としみじみ。「だから必ずリベンジしたいなと思っています」と力を込めた。大陸渡りの歌うたい・静歌役の藤原は福岡出身。「博多は地元で、みんなチケットをとってくれていたから悔しいなと思っていたら、(通し稽古のときに)いのうえさんが『家族呼んでいいよ』と。ばあちゃんがずっと楽しみにしていたからばあちゃんを呼んだら、ばあちゃんが一番前の席に座っていて、ずっとばあちゃんが視界をよぎって見つけやすかったです」と明かし、ほっこりとしたエピソードに会場から笑いが起こった。そして生田は、ゲキ×シネの魅力について「細部にわたってしっかり役を落とし込んでいるなと、ゲキ×シネで見て気づくことが多かったです。目線の使い方や眼光の鋭さにまでこだわって演じているんだなと思ったので、そういうところも映画でしか味わえない見どころかなと思います」と述べ、「とんでもないクオリティで演劇をお届けできる新しい体験が映画館でできると思うので、ぜひたくさんの方にご覧になってほしいと思います」と呼びかけた。撮影:阿久津知宏
2020年10月22日「配信やDVDで観ようと思うんだけど、刀ミュって、どの公演が一番おすすめなの?」地上波の音楽番組に出ることも珍しくなくなり、ミュージカル『刀剣乱舞』(以下:刀ミュ dアニメストア、DMM.comで配信)が世の中で確実に知名度を上げ続けている今日このごろ。実際に何が行われているかは分からないけど、なんとなく沼が深そうで楽しそうなのは伝わってくるよ、という雰囲気が広がってくると、興味を持ってくれた人によくこの言葉を聞かれます。そんなときは、自分がいちばん好きな公演をおすすめしたい! ……ところではあるのですが、その人には完璧な形で刀ミュの沼に浸かってほしい、いや、刀ミュを知って人生が豊かになってほしい!!! と思っているので、わたしの場合「わたしがいちばん好きな作品はこれだから絶対に観てほしいんだけど、刀ミュを楽しむためのおすすめのルートがいくつかあるから、あなたがどの作品から入ると良さそうか、まずヒアリングさせて!」と言います。刀ミュの本公演は2020年4月時点で9作(再演などを含む)上演されていて、そこに毎年開催されるライブや単騎出陣などDVD・BDが販売されているものも含めると、なんと18作品にも上ります。多い!シリーズものではありがちですけど、1作目から観るのがいちばんだとは分かりつつも、「そのシリーズにぐっと引き寄せられるような、すとんと落ちていくきっかけになる作品があるはず……」と思うと、そこから入ってずぶずぶと引きずり込まれたくなってしまうんですよね。というわけでこの記事では、これを読んでいるあなたに「どの公演がおすすめ?」と聞かれたとしたら、わたしがどんなおすすめルートを紹介するかを実際に答えていきたいと思います。本当は細かいところで区切ればたくさんのルートがあるのですが、今回は提示する率の高い3つのルートのみ取り上げてみました。まだ観たことがないという人にとって最初の1作目を選ぶときのヒントになれたら幸いですし、すでに観たことがあるよすっかりおたくだよという人は、これから誰かにおすすめするときの手法として参考にしてもらえるとうれしいです。では、あなたにとって大事な1作目を選ぶために、まずヒアリングさせてください!○■1 「まずは好きな役者や好きな刀剣男士を探したい!」という場合は……ライブで気になる役者・刀剣男士を見つけてもらう『推しルート』・「真剣乱舞祭2016」・「真剣乱舞祭2017」・「真剣乱舞祭2018」2.5次元は「原作の世界観や登場人物を現実世界で楽しめる」のが特徴であり楽しいところでもありますが、原作や2.5次元そのものをあまり知らないという人は、独特な設定や雰囲気についていけないかも……と最初は不安になるかもしれません。そういう人におすすめなのが、刀ミュが年末に開催しているライブ「真剣乱舞祭」(通称:らぶフェス)から入ってもらう「推しルート」。刀ミュは第一部がミュージカル本編、第二部がライブという二部構成で行われているのですが、このらぶフェスは二部のライブ楽曲を中心に展開される、文字通り年に1度のお祭り的なライブなのです。本公演に出演する役者たちが一堂に会する(そろわないときもあります……)ので、一気にいろいろな刀剣男士を知ることができるのがポイント。本公演の物語を通らなくても十分に楽しめるので、まず刀ミュの雰囲気や役者が演じるキャラクターたちを知ってもらうにはぴったりです。なんといってもライブだから、最高にかっこいい役者たちが最高にかっこいい歌とダンスで盛り上げてくれてめちゃくちゃ楽しい!!! そして何より、ライブでもきちんと刀剣乱舞の世界観を維持していて、役者もきちんとその刀剣男士としてパフォーマンスしているところがすごい。だから刀剣男士に対しても興味がわくし、もともとその刀剣男士が好きだった人も演じる役者のことがだんだん気になってくる……という仕組みができているように思います。そして刀剣男士たちの中には兄弟だったり同じ主の持ち刀だったりと、いろいろなつながりを持つキャラクターもいるので、そういった好きな関係性から推しを見つけてみるのもいいかもしれません。刀ミュには公演ごとに編成部隊、いわゆるチームが存在しているので(team三条 with加州清光、formation of 三百年など)気になった刀剣男士チームを見つけたら、彼らが出演している本公演をぜひチェックしてみてください!わたしがおすすめするルートの中でいちばん引きがいいのがこの「推しルート」なのですが、普段アイドルを追いかけている人にとっては相性がいいかも……? うちわの文化も他のアイドル文化とは違うところも多いので(刀ミュは2部やライブならうちわOKなのです!)この界隈はこういう感じなのか! というところも含めて楽しんでもらえると思います。さらに刀ミュの楽曲を提供された方にはアイドル楽曲の制作に関わった方が多いこともあり、この曲はあのグループっぽい……! という部分を探してみるといいかもしれません。個人的なおすすめは「真剣乱舞祭2018(らぶフェス2018)」。実は「真剣乱舞祭」という形での上演は2018年で区切りがついていて、2019年は「歌合 乱舞狂乱」と名前も形も変えて開催されました。実質最後のらぶフェスとなったらぶフェス2018なのですが、もうらぶフェス全体が山だとすれば、ここが山頂なわけです。ここにくるためにこれまでの刀ミュがあった……とご来光(のように輝く刀剣男士たち)に祈りを捧げたくなるほどの盛り上がる演出とパフォーマンス、そして刀ミュの圧倒的なパワーを感じてほしいです!○■2 「歴史上の人物が好き」という場合は……好きな歴史を題材にした作品から選んでもらう「歴史ルート」・源平(鎌倉)…「阿津賀志山異聞」「つはものどもがゆめのあと」・徳川(戦国〜江戸)…「三百年の子守唄」「葵咲本紀」・新撰組(幕末)…「幕末天狼傳」「結びの響、始まりの音」刀剣乱舞は「変えられてしまいそうな歴史を敵から守る」という目的を持っているので、刀ミュでもさまざまな歴史が物語の舞台になります。歴史や歴史上の人物が好きな人におすすめなのが、好きな歴史が舞台になっている作品から入るという「歴史ルート」。その歴史への思い入れもひとしおとなればストーリーの好みはあるかもしれませんが、刀ミュでは歴史の「if」を描いているので、これまでとは違った角度でその時代を体験できるかもしれません。今までに描かれたのは、源義経と武蔵坊弁慶の時代、新選組の時代、徳川家康の時代、そして島原の乱。それぞれの時代を前後篇のように2作で描いていますが、実は連続して上演されていません(たとえば源義経と武蔵坊弁慶の話は、1作目「阿津賀志山異聞」と4作目「つはものどもがゆめのあと」と間があく)。とはいえ、いきなり1作目のあとに4作目を観てもぜんぜんついていけない! ということはないので大丈夫です。むしろ「めっちゃメイク進化してない……!?」という驚きを体験してください。なにしろ刀ミュでは“刀とその主”との関係性が色濃く描かれるので、刀剣男士の「主を救いたい」「でも歴史を変えてはいけない」という葛藤に胸が苦しくなること必須です。身分や自身の葛藤と戦いながら、それでもかつての主とうれしそうに話す刀と、その主とのやりとり。涙なしでは観られません。作中でも折に触れて「どうして歴史を変えてはいけないのか」という問題に触れるのですが、そのたびになぜかを考えてしまうし、歴史とは何か、歴史を変えようとする歴史修正主義者とは何なのかという、刀剣乱舞を取り囲む大きな謎にも直面すると思います。考察が好きな人は、物語を追いつつこの々について考えてみるのもいいかもしれません。わたしがおすすめするのは、新選組の始まりと終わりを描いた、2作目「幕末天狼傳」と5作目「結びの響、始まりの音」。新選組という慣れ親しんだ題材だからというのもありますが、連作としても展開が儚くて美しく、2作目を経た5作目のラストがとにかく突き刺さるのです。最後に土方歳三が自分の持ち刀である和泉守兼定になんと声をかけるのか、ぜひその目で観てみてください。○■3「進化していく過程」や「物語をちゃんと追いたい」という場合は……やっぱり1作目から追う「王道ルート」・2015年…「トライアル公演」・2016年…「阿津賀志山異聞」「幕末天狼傳」「in 嚴島神社」「真剣乱舞祭2016」・2017年…「三百年の子守唄」「加州清光 単騎出陣2017」「つはものどもがゆめのあと」「真剣乱舞祭2017」・2018年…「結びの響、始まりの音」「阿津賀志山異聞2018 巴里」「加州清光 単騎出陣2018」「真剣乱舞祭2018」・2019年…「三百年の子守唄2019」「加州清光 単騎出陣 アジアツアー」「髭切膝丸 双騎出陣2019 〜SOGA〜」「葵咲本紀」「歌合 乱舞狂乱 2019」このルートは1作目から物語を追う「王道ルート」であり、他のルートをたどった人の終着点でもあります。なぜならシリーズの途中だけを観ても、どうしても刀ミュというコンテンツの成り立ちが気になってしまい、結局1作目へと戻ってイチから物語を追いかけてしまうからです。おかえり、ここがスタートでゴールだよ。刀ミュは途中の作品だけを観ても分かるようになっていますが、序盤の作品では刀剣乱舞そのものの世界観が分かるような演出も含まれているので、原作のゲームを通っていない初心者にもやさしいです。そして作品を追うごとに技術が高くなっていく舞台美術に音楽、メイク、衣装、役者そのものの表現に、やっぱり感動を覚えます。刀ミュというコンテンツがどんどん大きくなっていくのも、目に見えて分かるかと思います。刀ミュの進化や役者そのものの物語を追いかけたいという人は、ぜひ1作目から体験してください。そうすると、「厳島神社で奉納公演をやるようになるなんて……」「さいたまスーパーアリーナにも立つなんて……」「とうとう紅白歌合戦にも出陣するなんて……」「東京ドームで始球式までやっちゃうなんて……」と、活躍の場が広がっていく様子にほろほろと泣けると思います。また、途中から観ても分かるようになっているよと言ったものの、実は絶妙に連続性があるので、細かな物語も追いかけたいという人にも1作目から観ることをおすすめします! そしてだんだんと浮き彫りになってくる、刀ミュが描こうとしているこの世界観の謎と“ある刀剣男士”の存在に、一緒にぞくぞくしてほしいのです。○■劇場にまた戻れるようにちょうどDMM.comで無料一挙配信があったばかりなので、そこから刀ミュの世界に触れた人も多いはずです。どこから観ても間違いではないので、そこをスタート地点に刀ミュをもっともっと楽しんでもらえたら、イチおたくとしてとてもうれしく思います!もう刀ミュをすでに何度も観たことがあるよという人は、“わたしの考えた最強のルート”を考えてみるのもたのしいかもしれません。おたく同士で集まってプレゼンしあうとさらに盛り上がりますよ!そして映像を見ておもしろいと感じたら、次は絶対に絶対に、劇場で観劇していただきたい……! と強く願っています。「こんな世界があるのか」と、ステージの上から目が離せなくなると思います。きっとそんな瞬間が、約3時間の公演の中で訪れるはずです。2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で、さまざまな舞台が「中止」というとても悔しくて悲しい決断を下す状況にあります。刀ミュも新作公演が途中で中止になりました。でもきっと、刀ミュもそのほかの舞台も、必ずまた劇場で観られるときがくると信じています。刀ミュのプロデューサーでもある演劇プロデューサーの松田誠さんが「シアターコンプレックス」というプロジェクトを立ち上げて、舞台の火を消さないために前へ前へと進んでいるのを見ていると、大切なのは愛するものへの情熱を忘れないことだと気づかされます。だから私も、情熱を再確認し、より一層燃やすために、家で過ごす時間を使って刀ミュを最初から見直してみようと思っています。そして刀ミュを映像で知ったよという人と、いつか劇場で出会う日が来ることを信じています。■著者プロフィールあまりあテニミュから舞台にハマった2.5次元のおたく。年に100回以上は劇場で観劇している。
2020年05月27日新型コロナウイルス感染防止のためたくさんの舞台が中止や延期になっている。『刀ミュ』ことミュージカル『刀剣乱舞』もそのひとつで、最新作ミュージカル『刀剣乱舞』 〜静かの海のパライソ〜は東京公演が途中で中止、兵庫・熊本・宮城公演の全公演が中止になってしまった。5月15日から予定されている東京凱旋公演はいまのところ中止・延期の発表はないが心配なところ。急なお休みを余儀なくされているキャスト、スタッフの想いはいかばかりか。過去の『刀ミュ』を配信(dアニメストア/月額400円で配信のほか、24日20:00からDMM.comにて無料配信)で観てレビューすることで、想いを馳せてみたいと思う。まずはミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~のレビューを。なお、お読みになる方にはすでに舞台や配信でご覧になっている方も多いと思うが、刀ミュが気になっているけれど未見の方もいると思うので、基本的な情報は記し、かつネタバレし過ぎないように気をつけて書くのでご了承いただきたい。○■伝説の始まりを感じさせる導入『刀ミュ』とは、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた"刀剣男士"を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞』を原作にして制作された2.5次元ミュージカル。まず、2015年にトライアル公演を実施、それをアップデートした作品が16年、ミュージカル『刀剣乱舞』~阿津賀志山異聞~として上演され、以後、シリーズ化されている。第1部・刀剣男士が史実を守るべく闘う物語、第2部・刀剣男士たちが歌い踊り語るショー形式の2部構成がデフォルトである。『刀ミュ』は日本史を知っていると楽しめる。阿津賀志山とは日本史の「阿津賀志山の戦い」の舞台となった、福島と宮城の県境にある場所。鎌倉時代、文治5年(1189年)、源頼朝軍と藤原泰衡軍がそこで闘ったとされる。源頼朝軍と藤原泰衡軍の前に、有名な義経の物語があって、兄・頼朝のために働きながら、反感を買い、悲しき最期を遂げる。そんな彼に忠義を尽くし続けた人物が武蔵坊弁慶である。「阿津賀志山異聞」の冒頭は、鎌倉時代、源義経(荒木健太朗)と武蔵坊弁慶(田中しげ美)の壮絶な戦いの場からはじまる。刀剣男士6振りの登場はその後。6本の刀が大地に刺さり、そこから三日月宗近(黒羽麻璃央)、小狐丸(北園涼)、石切丸(崎山つばさ)、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)、加州清光(佐藤流司)が出現し、テーマ曲「刀剣乱舞」をまさに乱舞する。やがて伝説化していく刀ミュのはじまりにふさわしい登場の仕方である。舞台装置は舞台中央奥の大階段が場面に応じて2つに分かれるという、主に2パターンで様々な場面に対応している。大階段上、大人数で刀を振るうアクションは見せ場である。映像もふんだんに使用され、刀の残像が弓なりにしゅっとなる瞬間も鮮やか。刀剣男士はふだん、桑を振るって畑仕事をしているが、歴史修正主義者が暴れると、その時間、その場所へ向かって、史実を守るために闘う。今回は、新選組・沖田総司の刀だった加州清光が、主(声:演出を手掛ける茅野イサム)から隊長に任命され、阿津賀志山へ。メンバーは三日月宗近、小狐丸、石切丸、岩融、今剣だが、三条派と言われる彼らが加州清光には苦手で……。○■個性豊かな刀剣男士たちが登場加州清光は、新選組・沖田総司がもっていた刀で、ほかの5振りは鎌倉時代や平安時代の刀である。加州清光ひとりだけ、生きてきた時代が違うのである。物語は主に、加州清光が無茶な戦いをする新選組と共に生きてきたことと、いま刀剣男士となって感じることとの葛藤と、義経と弁慶を史実どおり死ぬ流れにもっていかなくてはならず苦しむ、今剣と岩融の物語の2本を主軸に進んでいく。三日月、小狐丸、石切丸は少し引いた視点で加州清光や今剣を見つめているふうに描かれている。史実では、義経の死後、頼朝の軍勢が藤原泰衡を滅すことになるが、歴史修正主義者たちによって、死んだはずの義経が生き返ってきた。この間違った流れを阻止することが刀剣男士のミッション。だが、今剣は義経に強い思慕があり、久方ぶりに会った義経を死なせることに迷う。今剣は、6振りの中で最も小柄。血気盛んなリーダー・加州清光、しゅっとして優雅な三日月宗近と小狐丸、戦が嫌いで祈祷師的な独特のスタンスを持つ石切丸、大柄で豪快な岩融の間を、軽快に動きまわり、その無邪気さが、主人への執着を無理もないものに感じさせる。今剣を演じる大平峻也は動きが機敏で、6振りの中のいいアクセントになっている。淋しげに「きらきら」を歌う場面はいじらしく、今剣と彼を支える岩融の関係性も切ない。○■ためらいが描かれた作品今剣の持ち主だった義経と岩融の持ち主だった弁慶は、刀ミュ以前からも人気である。歌舞伎にもなっていて、兄に愛されなかった義経の悲劇と、忠義の人・弁慶は長いこと日本人に支持されてきた。「判官贔屓」という言葉もあるほどである。「阿津賀志山異聞」ではいわゆる弁慶義経の話がたっぷり描かれない分、義経の刀・今剣と、弁慶の薙刀・岩融のブロマンスが描かれ、それによって義経と弁慶の関係もわかるようになっている。逆にその間接的な描写のほうが萌えるといってもいいかもしれない。後半になると、弁慶と岩剣の場面があって、「弁慶の泣きどころ」ネタに笑い、じゃれあうときの弁慶のためらいの間にキュンとなる。そう、「阿津賀志山異聞」には「ためらい」が描かれている。もともと、人を斬る武器として生まれた刀たちが、人間になったことで「心」をもち、人を斬ることにためらいが生まれ、それに悩む。三日月宗近と加州清光が歌う「矛盾という名の蕾」は、武器として生まれてきた最後の世代・加州清光と、もっと長い歴史を知っている三日月宗近が、互いの考えを語り合い、己の宿命を実感していく歌。「命 奪い合う『物』として生きるしかなくて」と言葉を噛み締めながら歌う加州清光、最後に歌を重ねる加州清光と三日月宗近。ふたりのファルセット気味の声の重なりが心に響く。ちなみに、配信版は20分ずつくらいにチャプターを分かれているが、そのたび停止になることはなく、そのまま次のチャプターに続くようになっている。歴史の中で悲劇の死を遂げた義経の気持ちに寄り添い、今剣の気持ちに寄り添い、自分たちの「役割」について想いを馳せながら、最初は苦手だった仲間とも歩み寄っていく加州清光。江戸時代、刀がその役割を終える最後の時代に立ち会った加州清光が、時代のなかで正しく消えていかねばならない生命に立ち合う仕事を行う者たちの隊長であることにも深い意味を感じながら、ラストの「キミの詩」を聞いた。○■舞台の愛おしさを感じるショータイム第2部は、6振りが歌って踊るショータイム。義経、頼朝、泰衡も参加して楽しめ、俳優たちに自然な笑いがこぼれるところも見られる。役と素が混ざった感じが2部の楽しさ。ここでは、客席も映り、観客が掲げたペンライト(推しのシンボルカラーがある)が輝き、俳優たちの一挙手一投足に反応する声も聞こえてくる。こういう映像は『刀ミュ』に限ったものではないが、新型コロナウイルスで無観客公演を配信するという試みも行われたいま、改めて観客ありの映像を見ると、演じる人たちと観客の両方でできている舞台を愛おしく感じる。もちろん、正規の上演ができないなか、無観客配信を行うことで、チケットを買ったにもかかわらず見られなかった人へのフォローになるし、スタッフやキャストの経済的なフォローになるかもしれないし、さらには新しい観客との出会いなど前向きに考えられることもある。だが、それはあくまでも現状の対案であって、観客ありの配信を見ると、観客の反応で同じ内容でもその都度変化がある、まさに“ナマ物”である演劇の尊さを改めて感じて、なんだか涙が出てしまった。いつかまた劇場で出会える日を祈り続ける。
2020年04月24日「昨年のサマーで1等7億円が出た『京葉交差点宝くじセンター』は、本当に当たりがよく出ます。どうしてこんなに当たりが出るんだろうか?と、売り場の立地を風水で調べたのがきっかけでした」こう話すのは、風水にくわしい宝くじ研究家の山下剛さん。現在、1等・前後賞合わせ3億円「東京2020協賛ジャンボ」が発売中。そこへ驚くべき情報が飛び込んできた。なんと、奇跡の大当たりをしている全国の人気売り場が、じつは地図上で一直線に並んでいるというのだ。東は、日本で唯一、サッカーくじBIGで10億円を2回出している千葉県「ジョイフル本田千葉ニュータウン店」から、西は熊本県「花畑チャンスセンター」まで、本誌が確認しただけで10店の奇跡の「億売り場」が一直線上にあるのだ。これは偶然なのか?山下さんによると、この一直線のラインは、風水上、たいへん重要な“龍脈”を東西に延ばしたものだという。「日本でいちばん強い気が出ている(風水では龍穴と呼ぶ)とされるのが富士山。一方、東京でいちばん強い龍穴は江戸城(現在の皇居)です。この2つの間には『富士山龍脈』といって、地中を非常に強いエネルギーが流れていると、風水師の間では、古くから言われています。これら10店の宝くじ売り場のラインは、見事にこの龍脈と重なるんです」(山下さん)ではこのミリオネアライン上には、どんな奇跡の売り場があるのか、東から紹介していこう。前出の『ジョイフル本田千葉ニュータウン店』から始まり、東京都「京葉交差点宝くじセンター」は、開業以来、総額73億円の大当たり。猫のマコちゃんが店頭で億招きをしていることで評判だ。店主の吉田誠一さんはこう話す。「なぜウチのように交通の便も悪く小さなたばこ店から、こんなに億が出るのか、私自身、不思議でした。龍脈のパワーが地下を通っているかと思うと納得です」都内には日本一の人気売り場「西銀座チャンスセンター」と、’18年年末10億円2本の「有楽町大黒天」が並ぶ。「西銀座チャンスセンター」の児玉直樹店長は次のように話す。「今年売り場は開業60周年の節目。これまでに総額832億円の当たりが出ています。先日はジャンボ1等を当てた女性が窓口にいらして、当せんをお伝えすると、『あら、そう、ありがとう』と、まったく動じることなく、笑顔で去っていかれました。やっぱり銀座のお客さんは当たっても上品だなと思いましたね」富士山を過ぎて、愛知県「ふぁすと長篠店」。ここには、宝くじの御利益で有名な佐賀県・宝当神社で生まれた猫の福ちゃんがいる。「12年前、生まれたばかりの福ちゃんをいただいてきてすぐ、年末2等1億円が出て、以来、6本のジャンボ億が出ています。福ちゃんが億を連れてきたとしか思えません」(店主・田中誠一さん)最近、福ちゃんに変化が……。「去年暮れから、急に自分の寝床ではなく、妻の布団に入り込んで、妻の胸で寝るようになったんです。つぎの大当たりの前触れかも」同じく愛知県「ふじや酒店」は参拝した日本代表が五輪で14個の金メダルを取り、金メダル神社として有名な八ツ屋明神社の氏子。「東京2020協賛ですから、まさにぴったりの売り場です」(店主・服部啓子さん)大阪府「磯上チャンスセンター」は、5年前に販売員・俵谷みよ子さんが、卵巣がんを発症すると同時にサマー7億円。以来、ジャンボ億3回、19億円の大当たり。俵谷さんはいまも店頭で笑顔で販売している。徳島県「北島イオンチャンスセンター」は、別名「タヌキ売り場」。「地元には、源義経の道案内役だった源九郎たぬきの逸話が残り、その祠が売り場近くに’13年に再建されたところ、以来、総額28億円の大当たり。祠にお参りしてから、くじを買うお客さんが多いです」(鈴木正義店長)熊本県では、’18、’19年連続年末1等10億円が出た「みずほ銀行熊本支店」と、これまでジャンボ総額25億円の当たりを出している「花畑チャンスセンター」が熊本市内で隣接。「この一帯からは、地元のシンボル・熊本城の天守閣がよく見えます。’16年の熊本地震で、たいへんな被害を受けましたが、地元の人の心がひとつになり、より一層、パワーは増している気がします」(「花畑チャンスセンター」赤崎大一郎店長)最後に、山下さんはこう語る。「西銀座チャンスセンターは、まさに宝くじを象徴している売り場。ここに注がれる宝くじファンの当てたいという熱気が富士山龍脈パワーによって増幅され、膨れ上がり、ライン上のあちこちの売り場から噴出しているのではないか。くしくも東西の億招き猫の売り場があるのは、猫が敏感にそのエネルギーを察知して、億を導くアンテナの役割をしていると思います」今回のジャンボ、あなたも龍脈上の売り場を狙ってはいかが?「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月07日今年5月に市川團十郎白猿の襲名を控えた市川海老蔵が、1月31日(金)から3月1日(日)まで各地巡業で特別公演を行う。演目は『羽衣』と『勧進帳』。『勧進帳』は、七世市川團十郎が市川宗家(成田屋)のお家芸として選定した18演目「歌舞伎十八番」の内の一つで、天保11(1840)年3月に江戸河原崎座で初演。これを九世團十郎が洗練し、今日では歌舞伎屈指の人気演目となっている。物語は平安末期、壇ノ浦で平家を滅ぼすのに寄与した源義経だったが、その後生じた兄頼朝との不和を修復できぬまま、弁慶ら家来とともに都を落ち延びるところから始まる。山伏姿に身をやつして奥州を目指す途中、安宅(あたか)の関に差しかかるが、既に義経一行が山伏姿で逃げているとの情報があり、関守の富樫左衛門が通行を許さない。「東大寺再建の勧進(寄付金集め)のため」と目的を偽ると、「それならば、勧進帳(寄付募集の趣意や必要な金品・材料が書いてあるもの)があるはず」と迫られる。そこで弁慶が白紙の巻物を勧進帳として読み上げるシーンが有名だ。その後も富樫は弁慶に対し、仏法の心得がある真の山伏か確かめようと質問攻めにする。この「山伏問答」や、弁慶が豪快に花道を駆け抜ける「飛び六方」など、みどころ満載で最初から最後まで飽きることがない。能の『安宅』を基につくられているため、舞台は能楽堂を模し、背景は鏡板さながら松の大樹。「松羽目物(まつばめもの)」と呼ばれる様式美にも注目だ。囃子方がひな壇に揃って演奏する音楽も格調高く、心地よい。弁慶を演じる海老蔵は、これが海老蔵として最後の『勧進帳』となる。富樫は市川右團次。義経は中村児太郎が初役で勤める。その児太郎が天女の役の『羽衣』も能の同名作を舞踊化した作品で、駿河の国(今の静岡県)三保の松原に残る羽衣伝説が題材だ。浜辺の松に掛けられた美しい羽衣を見つけた猟師がこれを家宝に持ち帰ろうとすると、持主である天女が姿を現し返してほしいと願う。返してもらった羽衣を身にまとって優雅に舞う天女の幻想的な美しさ、能につながる幽玄な世界を、成長目覚ましい若手女方の児太郎がどこまで表現できるか楽しみだ。巡業先は、1月31日(金)から2月2日(日)まで名古屋・御園座、2月8日(土)・9日(日)に石川県こまつ芸術劇場 うらら 大ホール、2月10日(月)に石川・金沢歌劇座、2月14日(金)から23日(日・祝)まで京都・南座、2月26日(水)から3月1日(日)まで福岡・博多座の計5か所。いずれも上記2演目と、演者による「挨拶」がある。文:仲野マリ
2020年01月30日歌舞伎の真髄はしっかりと押さえつつ、庶民の娯楽だった往時のように“なんでもあり”なエンタメとして、さまざまな手法で作品のもつ魅力を伝え続けてきた花組芝居。『婦系図』などの泉鏡花作品から『かぶき座の怪人』などのパロディ、漫画原作ものやシェイクスピアものまで多彩に取り組んできた同劇団が、いよいよ歌舞伎の大作『義経千本桜』に挑む。“ネオかぶき”が、古典の大作をどう料理するのか注目されるなか、12月13日(金)に東京・あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で初日の幕が開く。時は平安時代末期。源平合戦で手柄を立てた源義経は英雄となるが、それによって兄・頼朝より謀反の疑いをかけられる。天下を狙う藤原朝方はふたりの離反を企て、義経に後白河法皇からの褒美だとして「初音の鼓」を渡す。鼓を「打つ」は、兄を「討つ」との意味が込められていると伝える朝方。法皇の命だけに拒めないものの、鼓を打たなければその意を汲んだことにならないと考える義経だったが、鎌倉方は依然として義経との敵対を深め……。物語は義経と頼朝の対立を主軸に置きつつ、源平合戦で死んだはずの平家の武将、知盛・維盛・教経の驚くようなエピソードが絡み、義経を慕う静御前や孝行狐まで加わって、息もつかせぬ展開が続く。碇を担いで海に沈んでゆく知盛の雄々しくも鬼気迫る姿が胸に迫る『渡海屋・大物浦』、庶民ながら維盛に忠義を尽くす“いがみの権太”に涙が絞られる『すし屋』。さらには、旅を続ける静御前に付き従う佐藤忠信が、実は「初音の鼓」を巡る孝行狐だったことがわかる『道行初音旅』など、歌舞伎ではひとつひとつの段が独立して上演されるほどクライマックス続きの本作。今回は約2時間半(予定)にギュギュッとまとめての上演だ。1987年に俳優・演出・脚本を兼ねる加納幸和を座長として設立された、花組芝居。32年の活動を経て、ますます深度と熱量を増すその舞台から目が離せない。公演は12月22日(日)まで。文:佐藤さくら
2019年12月11日今年4月にKAAT 神奈川芸術劇場の芸術参与に就任した長塚圭史が、同劇場で手がける最新演出作『常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)』が本日12月7日より開幕する。この作品は、蜷川幸雄の演出で繰り返し上演された『近松心中物語』の劇作家・秋元松代の代表作で、1964年の発表当時、演劇界に衝撃を与えた戯曲として知られている。1997年には蜷川演出で上演されているが、長塚が「恥ずかしながら今回初めて読んだ」と明かすように、観たこと、読んだことがある人は多くはないかもしれない。タイトルの“常陸坊海尊”とは、歌舞伎の『勧進帳』にも登場する伝説の人物。源義経の忠臣として武蔵坊弁慶らと共に都落ちに同行するが、義経最期の場である衣川の戦いを目前に主を見捨てて逃亡。その後、不老不死の身となり、自らの罪を懺悔して、源平合戦の次第を琵琶法師となって人々に語り聞かせたとされている。秋元はこの伝説を背景に人間の“生”や“性”、そして格差や差別といった問題を描いている。物語は戦時中、少年・啓太と豊が東京から疎開先にやってきたことから始まる。ある日ふたりは、常陸坊海尊の妻と名乗るおばばと暮らす美しい少女・雪乃と出会う。その後、烈しくなる戦争で両親を失った少年たちは雪乃に魅かれていくが、啓太は母への恋しさから、おばばに母の姿を重ねていく。そして、16年後、成人した豊は、疎開先で消息を絶った啓太と再会するが……。海尊の妻と称すおばば役は、蜷川版にも同役で出演した白石加代子。その白石も「一筋縄ではいかない作品」と言うが、長塚との信頼関係から今回、自ら出演を希望している。また、おばばの孫で、その魔性で男たちを翻弄する雪乃には中村ゆり。そして疎開児童の啓太に平埜生成、豊に尾上寛之。ほか個性豊かな実力派キャストに加え、音楽は、ソロプロジェクトFPM(ファンタスティック・プラスチック・マシーン)をはじめ、DJ、プロデューサーとして国内外で活躍する田中知之が担当。田中が舞台音楽を手がけることにも期待が集まる。「生半可な劇ではない。しかし、険しい道の先にはきっと眩い光があるという確信に突き動かされる。これは現在の私たちの社会に痛烈に響く現代劇です」と話す長塚。初演から半世紀余を経た名作は、演劇界にふたたび衝撃を与えるか。12月22日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、1月11日(土)・12日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、1月16日(木)に岩手県民会館 大ホール、1月25日(土)に新潟市民芸術文化会館 劇場にて上演。文:伊藤由紀子
2019年12月07日ダンス&ボーカルグループTRFのSAM(57)が、9月28日に東京・宝生能楽堂で能楽舞台にデビューした。その舞台裏の様子が、10月1日放送の「ノンストップ!」で紹介された。SAMの新たな挑戦にネットでは注目が集まった。《うえええ、SAMさんの能楽見たいー!かっこいいー》《ダンスと能のマリアージュがいずれどこかで鑑賞できるのかな?面白そう》SAMは能に始めたきっかけについて、「5、6年ほど前から歌舞伎や狂言、能といった日本の古典に興味が出始めた」と語った。その中でも能が持つシンプルな「静」の世界は、長年やってきたダンスと「対極にある」と感じたという。さらに、SAMの先祖に宝生流の能楽師がいたという縁も判明。能に運命を感じたというSAMは、今年3月に宝生流に弟子入りして稽古に励んだ。SAMは本番で約6分間にわたり、源義経の幼少期を題材にした「鞍馬天狗」を披露。終演後、「能とストリートダンスのコラボという新たな世界を作り上げたい」と今後も能を続けていく意欲を見せた。SAMといえば、16年に「一般社団法人ダレデモダンス」を設立。医師や理学療法士の協力を得て、リハビリや認知症の予防などを目的とした高齢者向けのダンスを考案したことも記憶に新しい。そんな飽くなきチャレンジ魂を持つSAMを讃える声が上がった。《このタイミングで目についちゃったSAMさん57才で能楽師デビュー。素晴らしい。未知の分野に挑戦するのに年齢は関係ないと言うこと》《SAMさん、能楽師デビュー57歳からの挑戦っ すごいなー前向いてるなー 何かを始めるのに年齢は関係ないんだよね》《今朝、TRFのSAMさんが 能の世界に入ったというニュースを見た 僕からしたら成功した人というイメージだが この人の挑戦はまだ終わっていなかったんだなと思った 上の世代が挑戦しているとは 朝から良い刺激を受けた》還暦を目前としたSAM。ゆくゆくは理想的なシニアの“ロールモデル”となりそうだ。
2019年10月02日宮崎駿監督(77)の映画でおなじみ「風の谷のナウシカ」が歌舞伎作品になると12月12日松竹が発表。来年12月、東京の新橋演舞場で上演する。各スポーツ紙によると主人公で風の谷に暮らす少女ナウシカを尾上菊之助(41)が、同盟国トルメキアの皇女クシャナを中村七之助(35)が演じ、さらに尾上松也(33)、坂東巳之助(29)、尾上右近(26)も出演するという。宮崎作品にとって初となる歌舞伎作品。Twitterでは期待を込めた驚きの声が上がっている。《歌舞伎でナウシカ……!?歌舞伎らしいアレンジが加えられるのだろうなというところまでは想像できても、どう表現されるのかが全く想像つかない……!!》《ユパさまの動きは確かに歌舞伎的だと思った》《やっぱり途中でいきなり風の谷に源義経が出てきて「さしたる用もなかりせば、これにて御免」と引っ込むんだろうか》いっぽう同作といえば巨大な虫・王蟲がおなじみ。王蟲は有毒な菌類の樹海に住む“蟲”(むし)と呼ばれる生命体の一種で、人間と会話することもできる。その異様な姿形から、観客の胸に強く印象付けられている王蟲。“歌舞伎”で“虫”ということで、ネットでは「王蟲役は市川中車こと香川照之しか考えられない!」といった声が上がっている。《王蟲はカマキリ先生(香川照之様)でお願いします!!!!》《とりあえず、香川照之(中車)の出演は決定だな》《本人もノリノリな図しか浮かびません》さらに香川には、こんな期待の声も。《ワイヤーで吊られて宙を舞う王蟲姿の香川照之さんの姿しかイメージできない》《王蟲どころか蟲役が全部香川照之》《香川照之王蟲「きしゃー!うおおおんうおおおん」》蟲役でも名演を残すか?
2018年12月12日2019年3月8日から公演される2019年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』の制作発表が26日、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、りょう、中山優馬、藤原さくら、橋本さとしらが出席した。劇団☆新感線の3年ぶりとなる劇団本公演は、旗揚げ39周年にあたるサンキュー興行を実施。同劇団の座付き作家・中島かずきによるゼロベースからの完全新作で、奥州を舞台に歴史上の人物・源義経の新たな伝説を描く。主人公の偽義経を演じるのが生田斗真。新感線の作品は4度目の出演で、2016年の『Vamp Bamboon Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来で、歌舞伎の新作に主演として臨むのは初めてとなる。主演の生田は「2年前の作品でご一緒しましたが、その時に(演出家の)いのうえひでのりさんから『斗真で歌舞伎をやりたい』と言われたところからスタートしました。この2年間、客席をぐるぐる回している新感線の皆様と地方の都市をぐるぐる回るということで今からワクワクしています」と公演が待ち遠しい様子。そんな生田扮する偽義経の弟役として新感線初登場の中山は「自分に兄はいないので、兄貴が出来たことにうれしく思っています。精一杯楽しみながら役を全うしたいですね」と生田との共演を喜んだ。生田は「役柄上ですけど、本当に弟が出来た気持ちになりますし、実際にアナウンサーをしている弟(生田竜聖)がいますが、この期間中は優馬を本当の弟として可愛がっていきたいと思います」と先輩らしいコメントで中山を安堵させた。同舞台には、舞台初挑戦となる藤原さくらも出演。オファーがあった時のことを「演技も2年ちょっと前に少しやらせていただきましたが、自分にできるかなと最初は不安に思っていました」と明かしつつ、「前から新感線の舞台はイチお客さんとして見ていたので、この舞台に立てることに幸せと感じています」と意欲。そんな藤原や新感線の舞台初出演の中山に生田が「明るい先輩たちで本当に優しい方々。頼りになる先輩なので、明るく楽しくケガに気をつけながら一緒にやりましょう」とアドバイスを送り、りょうも「みんなでご飯を食べに行く機会があり、その時に勉強になることがとても多かったんです。なのでみんなでご飯を食べて楽しみましょうね」と優しく語りかけていた。いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』は、2019年3月8~21日(9・13・19日は休演)に大阪・フェスティバルホール、4月2~7日に石川・金沢歌劇座、4月18~21日に長野・まつもと市民芸術館、2020年2月(詳細は未定)に東京・TBS赤坂ACTシアター、2020年4月(詳細は未定)に福岡・博多座でそれぞれ公演される。
2018年11月26日『劇団☆新感線』の旗揚げ39周年を記念して、2019年3月より「偽義経冥界歌」が上演されることが発表されました。全国5都市を巡る本公演は、主演の生田斗真さんをはじめ豪華キャストが勢揃い。話題の作品の最新情報をご紹介します。舞台「偽義経冥界歌」2019年3月に上演開始2019年3月より『劇団☆新感線』が旗揚げ39周年にあたる“サンキュー興行”を敢行することを発表。 春公演の演目「偽義経冥界歌」が上演されます。本作は、源平時代の実話をもとにした時代劇。誤って源義経を死なせてしまった奥華玄九郎国衡役を生田斗真さんが演じます。『劇団☆新感線』とは?『劇団☆新感線』は、1980年に大阪芸術大学舞台芸術学科の四回生を中心としたメンバーで旗揚げされた日本の劇団です。俳優・古田新太さんなど、テレビドラマなどでも馴染み深い俳優陣が多数所属しています。「偽義経冥界歌」に華やかなキャストが勢揃い藤原さくらさん本作は舞台初出演となるシンガーソングライターの藤原さくらさんの出演が決定。現世と冥界を繋ぐ不思議ば力を持つ歌を歌う静歌役を演じます。中山優馬さん生田斗真さん演じる主人公の弟役・奥華次郎泰衡は中山優馬さんが演じます。世界三大テレビ祭とも称されるバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルでは、出演ドラマがロッキー賞のDramaSeries: Non-English Language部⾨を受賞した中山さん。実力派の演技に注目が集まります。「偽義経冥界歌」公演詳細日程・2019年3月8日~3月21日:大阪府 フェスティバルホール・2019年4月2日~4月7日:石川県 金沢歌劇座・2019年4月18日~4月21日:長野県 まつもと市民芸術館・2020年2月上演予定:東京都 TBS赤坂ACTシアター・2020年4月上演予定:福岡県 博多座チケット料金・S席13,800円・A席11,500円・B席9,500円(全席指定・税込)チケット情報※東京・福岡公演については順次発表予定スタッフ作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演者生田斗真りょう中山優馬藤原さくら粟根まこと山内圭哉早乙女友貴など問い合わせ先「偽義経冥界歌」を見に行こう毎公演、チケット争奪戦になる『劇団☆新感線』の公演。旗揚げ39周年を㊗する記念すべき公演にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:偽義経冥界歌(大阪公演)催行期間:2019年03月08日 〜 2019年03月21日住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3−18イベント情報イベント名:偽義経冥界歌(石川公演)催行期間:2019年04月02日 〜 2019年04月07日住所:〒920-0993 石川県金沢市下本多町6番丁27番地イベント情報イベント名:偽義経冥界歌(長野公演)催行期間:2019年04月18日 〜 2019年04月21日住所:〒390-0815 長野県松本市深志3丁目10−1
2018年10月29日グラビアアイドルと戦国武将を融合させたフジテレビONEバラエティ番組『鎧美女』が、DVD付き写真集として、10月26日に発売される。2015年4月にスタートした同番組は、今年からシーズン2がスタート。毎回、戦国武将に焦点を当て、その人物が着用していた甲冑を紹介。甲冑姿のグラビアアイドルが1枚1枚脱ぐ姿を見せながら、時代考証や解説を交える。歴史教養番組の要素に妖艶な美しさを織り交ぜた構成が話題となっている。写真集に登場するのは、青山ひかる、倉持由香、佐藤聖羅らグラビア界で人気の12人。甲冑を脱ぎ去ると水着姿があらわになり、肌にはまるで強く縛られていたかのような「甲冑痕(かっちゅうこん)」が浮かび上がる。■登場するグラビアアイドル藤田可菜(真田幸村)/倉持由香(織田信長)/安枝瞳(上杉謙信)/佐藤聖羅(直江兼続)/小泉梓(豊臣秀吉)/森田涼花(黒田官兵衛)/菜乃花(立花宗茂)/青山ひかる(源義経)/寺田安裕香(大友宗麟)/井上早紀(本多忠勝)/田中涼子(加藤清正)/橘ゆりか(黒田長政)(C)フジテレビ
2016年10月19日フジテレビ系「スカッとジャパン」の「胸キュンスカッと」でも人気を集める高杉真宙が、雑誌「トリックスターエイジ」で撮影してきた人気企画「まひろさんぽ」に、新たに撮り下ろしを加えたビジュアルブックを発売することになった。今回は、2015年から2016年にかけ、高杉さんが映画やドラマのロケ、写真集撮影、イベントなどで訪れたさまざまな場所や、行ってみたい地方を旅する姿に密着。各地の街並みを歩き、食べ、遊ぶ姿を撮影したもので構成した1冊となっている。初めての写真集撮影をした鎌倉、2度訪れた京都、源義経に扮し「義経東下り」を体験した平泉、WOWOW連続ドラマW「カッコウの卵は誰のもの」で初めて雪を体験した安曇野、20歳を金髪姿で迎えた映画『PとJK』ロケ地の函館など、ロードムービー的なフォトブックでありつつ、10代後半から20代を迎える高杉さんの貴重な姿を追いかけた成長記としても必見。また、各地で訪れたお店や名所なども紹介し、「まひろさんぽ」をなぞりながら旅を楽しめる“旅本”ともなっている。なかでも、「一番思い出に残ってる地方は平泉と函館」と高杉さん。「平泉では馬に乗り、源義経の扮装で参加した『義経東下り行列』を撮り下ろしていただきました。僕と一緒に行列をした方もその時代の扮装で、まるでタイムスリップしたような感覚でした。今度はいつか時代ものなどで、馬に乗って演技をしたいと感じたことを覚えています」と、新たな決意を秘めたことをコメント。また、『PとJK』の函館では「金森レンガ倉庫や海など、たくさんの観光名所に行かせていただきました。北海道は冬のイメージが強いですが、夏の北海道は自然が豊かで、路面電車が走っていたりなど、すごく和む場所なんです。この期間は役作りのために金髪だったので、『まひろさんぽ』も金髪。最後の10代のグラビアです。それもあって強く思い出に残っています」と、特に印象深かった様子。「函館は海に近いので、海鮮が新鮮で本当においしくて!中でも僕はイカが特に好きで、次、函館に行ったときはイカ釣りに挑戦したいなぁと思いますね」と語っている。長野の安曇野も思い深く、「初めてウィンタースポーツに挑戦して、最初は転んでばかりだったんですが、だんだん雪にも慣れてきてすごく楽しかったのもありましたし、あんな大量の雪を見たのも初めてで、吹雪の時なんて前が見えないくらいで、なのになぜか幻想的で綺麗で…。『長野編』を見ると、そんな思い出が蘇ります」とコメント。さらに、もう一度行ってみたい場所として、新たにこの秋撮り下ろしされた古事記の世界を巡る島根(出雲・松江)を挙げ、「『ここは何々があった場所なんだよ』と聞きながら巡ったので、次はしっかり歴史を知って、実感しながら見てまわりたい」と興味津々。そして、新しい「さんぽ」に行くなら、地元・福岡に行きたいとのこと。「僕は中学2年で上京しているので、意外と福岡のことを知らないので『福岡まひろさんぽ』で福岡に詳しくなりたい」と語る。「この2年間、各地でたくさんのお仕事があり、家にこんなにいないことがあるのか?と思うくらい、東京にあまりいなかった期間でした。そんな僕を各地で撮影していただきましたが、18歳と20歳の僕は、写真の撮られ方や顔もいろいろ変わっていっているのを感じます。そんな2年を、こうやって1冊にしていただけることが本当に嬉しいです」と、自らも成長を実感している高杉さん。貴重なたくさんの経験が詰まったフォトブックで、その成長を確かめてみて。「高杉真宙 ~まひろさんぽ~」は11月4日(金)発売。(text:cinemacafe.net)
2016年10月12日若手俳優・高杉真宙が、岩手県平泉にて開催される春の藤原まつり「源義経公東下り行列」にて、これまで稲垣吾郎や滝沢秀明、溝端淳平、山本裕典、吉沢亮らが扮してきた“源義経”役に挑むことが分かった。「東下り行列」は、義経が兄・源頼朝の追討から逃れて平泉の地にたどり着いたときに、奥州藤原氏の4代目・秀衡や地元民に歓迎された故事に倣ったもので、総勢約100名の参加者で平安絵巻を再現する。1955年から続く歴史のある行事であり、沿道には例年、約18万人~20万人の見物客が訪れる。過去の義経役には注目の若手俳優が務めていることでも知られ、2005年の東下り行列は、当時放送中のNHK 大河ドラマ「義経」で主演を務めた滝沢さんが参加したことで話題を集め、過去最高の観光客が訪れた。松岡修造と共演する「ファブリーズ」TVCMや、「仮面ライダー鎧武/ガイム」「表参道高校合唱部!」などで知られる高杉さんは、WOWOWの連続ドラマW「東野圭吾カッコウの卵は誰のもの」でスキー、「アディダス」のオリジナルムービーではダンスに挑戦しているほか、主演舞台「闇狩人」なども控えるネクストブレイク必至の注目株。「1955年から始まった、本当に歴史あるお祭りで、過去にたくさんの有名な方が義経役をされているので、とても光栄ですし、喜びとともにすごく緊張があります。僕にとっての源義経は“儚く強い”ってイメージです。そんなイメージが表現出来たらいいなと思っています」と、“悲劇の美男子”義経役に意欲満々。「見にきてくださる皆さまに、素敵な義経をお見せ出来るよう、精一杯頑張り、また楽しみたいと思いますので、よろしくお願いいたします!」と、その意気込みを語っている。春の藤原まつり「源義経公東下り行列」は岩手県平泉町にて5月3日(火・祝)開催予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月29日朝日新聞社は、東京国立近代美術館およびBS朝日との共催により、歴史上の人物や場面を描いた名作で知られる日本画家・安田靫彦の大回顧展「安田靫彦(やすだ・ゆきひこ)展」を開催する。会期は3月23日~5月15日(月曜休館、ただし3月26日/ 4月4日/5月2日は開館)。会場は東京都・竹橋の東京国立近代美術館。開館時間は10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで/金曜日は20:00まで開館)。入場料は一般1,400円/大学生900円/高校生400円で、前売り券(12月1日~3月22日販売)は一般1,200円/大学生800円/高校生300円。(会期中、一部作品の展示替えあり)同展は、源平合戦での源頼朝・義経兄弟の対面を描いた「黄瀬川陣(きせがわのじん)」や、女性人物画の傑作「飛鳥の春の額田王(ぬかたのおおきみ)」など、歴史画の名作で知られる巨匠日本画家・安田靫彦の大回顧展。ヤマトタケルや聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉、宮本武蔵など、教科書や切手などでお馴染みの有名作品から、"靫彦戦後の3大美女"と言える「王昭君(おうしょうくん)」(3月23日~4月17日展示)、「卑弥呼(ひみこ)」(3月23日~4月17日展示)、「飛鳥の春の額田王」(4月19日~5月15日展示)まで、100点を超える作品が展示される。なお、展示作品のすべてがデッサンや下図を経て描かれた"本画"とのこと。なお、同展は作品保護のため、会期中一部作品の展示替えがある。2回訪館してすべての作品を観たいという人向けに、割安となる観覧券2枚セット「頼朝・義経券」も用意されている(当日券2,500円/前売り券2,000円)。なお、頼朝・義経券は「2人で訪館(1度)」の際にも利用可能とのことだ。前売り券は、東京国立近代美術館(開館日のみ)、本展特設サイト(オンラインチケット)、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケット、イープラスで購入できる。
2015年11月20日GWを迎えましたが、みなさんしっかり予定はたてていますか? 「GWはどこに行っても人が多いし、そんなにガツガツ外出しなくてもいいんじゃないの」と感じている方も多いでしょう。分かります! ですが、もしちょっと長めのお休みが取れるのであれば、日本の歴史や文化を再発見するプチ旅に出てみるのもオツなものです。それが世界遺産であれば、後から2014年のGWを振り返ったときに、ちょっと知的な休日を過ごしたなと感慨深く思えるはず。前回は3日あれば十分満喫できる海外の世界遺産を紹介しましたが、今回は「GWスペシャル・思い立ったらすぐ行ける、国内の穴場世界遺産」を紹介します!京都や日光、富士山、これらはいずれも一部の寺社やエリアなどが世界遺産に登録されています。どう考えてもGWは混雑すること必至です。では、それなりに落ち着いて観光できそうな穴場の世界遺産はどこがあるでしょうか?○平泉でイベントと世界遺産を満喫!まず東北では平泉です。ここは『平泉─仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群─』として、中尊寺を含む5つの資産が世界遺産に登録されています。毎年5月1日~5日には「春の藤原まつり」が開催されますので、イベント情報をしっかり把握して行きましょう。目玉は3日の「源義経公東下り行列」で、今年は義経公役として人気俳優の山本裕典さんが決定しているそうです。ということは、確実に混みます。「穴場の紹介じゃなかったのか」とお叱りをうけそうですが、人混みを離れて気分転換にオススメしたいのが、「無量光院跡」です。実はここ、寺院の跡地であって地下遺構が残っているだけです。言ってみれば、ただの「野っぱら」にすぎません。ですから、まずほとんどの人はスルーしてしまうでしょう。そこで一句、思い出してほしいのです。「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」松尾芭蕉の有名な句ですが、これは平泉のことを詠んだものです。平泉は平安後期に奥州藤原氏が拠点として、100年にわたって繁栄を誇った地方都市でしたが、源義経をかくまったことから頼朝に攻め込まれて衰退していきました。芭蕉は江戸時代にこの地を訪れ、藤原氏や義経らが儚く散っていったさまを詠みました。無量光院は京都宇治の平等院鳳凰堂を模して建造されましたが、いまでは跡形もなく、まさしく草ぼうぼう状態です。芭蕉のように平泉の光と影を感じるには、うってつけの場所といえましょう。○かつてヨーロッパにも名をはせた銀山とは?「もっと穴場はないのか」と言われそうなのでもうひとつ。島根県にある石見銀山です。ここは『石見銀山遺跡とその文化的景観』として、鉱山と鉱山町、さらに銀を搬出した港と港町など、広い範囲にわたって登録されています。鉱山町では「パーク&ライド方式」を採用しており、近くの駐車場からはシャトルバスを利用することになります。GWはこの駐車場が混みそうなので、検討している方はそちらもしっかりチェックしてほしいのですが、その分、世界遺産一帯では車を気にせずのんびりと散策することができます。鉱山町は昔ながらの情緒のある街並みが残されており、ところどころにカフェやお土産屋があるので自分のペースで周れます。江戸時代初期、日本は全世界の銀の3分の1を産出していました。そのほとんどが石見銀山で採掘されたと言われています。当時、「イワミ」の名はヨーロッパにも伝わっていたのです。石見銀山がそんなにスゴイ歴史をもっていたってご存知でしたか? 街歩きをより楽しむために、世界遺産センターでそうした予備知識を仕入れていったり、ガイドツアーに参加したりすることをお勧めします。ちなみに筆者は、GW後半に国内の「世界遺産予備軍」に行く予定です。暫定リストに記載されている、将来的に世界遺産になるかもしれない物件なので、やはり穴場といえるでしょう。気になる方はネットなどで暫定リストを調べてみてくださいね。そこにも旅のヒントがあるかもしれません。ではみなさん、すてきな休日をお過ごしくださいね!世界遺産データ:平泉─仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群─(文化遺産)日本・岩手県。2011年登録。平安時代末期、世の中が乱れつつあった中で、平泉では奥州藤原氏によって浄土信仰に基づく理想世界の実現を目指した仏教文化が花開いた。金や螺鈿(らでん)をふんだんに用いた「金色堂」をもつ中尊寺や、国内最大の浄土庭園が残る毛越寺(もうつうじ)などが世界遺産に登録されている。世界遺産データ:石見銀山遺跡とその文化的景観(文化遺産)日本・島根県。2007年登録。石見銀山では、最盛期の17世紀初頭には年間40トンもの銀が産出され、東アジアやヨーロッパに輸出された。そうした銀生産に直接かかわる鉱山と鉱山町のほかにも、銀や物資を運搬する街道や物資を搬入出する港と港町など、鉱山運営の全体像が分かる資産が登録されている。○筆者プロフィール : 本田 陽子(ほんだ ようこ)「世界遺産検定」を主催する世界遺産アカデミーの研究員。大学卒業後、大手広告代理店、情報通信社の大連(中国)事務所等を経て現職。全国各地の大学や企業、生涯学習センターなどで世界遺産の講義を行っている。○世界遺産検定とは?世界遺産の背景にある歴史、文化、自然等の理解を深め、学んだことを社会に還元していくことを目指した検定。有名な観光地のほとんどは世界遺産になっているため、旅の知識としても役立つと幅広い世代に人気。主催:世界遺産アカデミー開催月:3月・7月・9月・12月(年4回)開催地:全国主要都市受検料:4級2,670円、3級3,900円、2級5,040円、1級9,250円、マイスター1万8,510円、3・4級併願6,060円、2・3級併願8,220円解答形式:マークシート(マイスターのみ論述)申し込み方法:インターネット又は郵便局での申し込みその他詳細は世界遺産検定公式WEBサイトにて
2014年04月28日