くらし情報『新国立劇場、来期の演目発表 コロナ禍での“言葉”を考える』

新国立劇場、来期の演目発表 コロナ禍での“言葉”を考える

新国立劇場、来期の演目発表 コロナ禍での“言葉”を考える

新国立劇場の演劇部門の2021/2022シーズン発表会が3月8日に行なわれ、芸術監督の小川絵梨子が出席した。

シーズンの幕開けを飾るのは、海外招聘公演『ガラスの動物園』。コロナ禍で昨年、招聘を断念した同作だが現在、9月の上演を目指して交渉を進めているという。パリの国立オデオン座の制作で、本国フランスでも4日間の上演で打ち切りとなったが、かなりの高評価だったとのことで、当代一の人気を誇る演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェの手によりテネシー・ウィリアムズの名作が現代にどう蘇るのか期待が高まる。

小川芸術監督が就任以降、積極的に取り組んできたのがフルオーディションによる公演だが、11月には倉持裕の作・演出による『イロアセル』を上演する。小川の就任以前の2011年に倉持が新国立劇場に書き下ろした作品だが「いまの社会に必要な本」(小川)と10年を経て再び同劇場で上演される。

もうひとつ、小川が力を注いできたのが、1年もの時間をかけて作品を育てていく「こつこつプロジェクト」。第一期の作品として、西沢栄治の演出で別役実の『あーぶくたった、にいたった』が12月に上演される。
また第二期として、福山桜子、船岩祐太、柳沼昭徳の3人が新たに参加することも決まった。

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