【Interview】街と職人とデザイナーを結ぶ写真集プロジェクト。ニットブランドL’ANITがクラウドファンディングを実施中
「伊達ニット」で知られる福島の伊達地方を拠点に活動するニットブランド「L’ANIT(ラニット)」は、ものづくりの他にもファッションや職人の可能性を広げる企画を作り続けています。そんなラニットが、「ゲリラフォトシューティング」を行うためのクラウドファンディングを実行中。ゲリラフォトシューティングとは、道行く人にラニットのニットを着てもらい、スナップ写真を撮る独自の企画です。クラウドファンディング達成のあかつきには、福島と大阪の2地点で実施され、その模様を収めた写真集が発売。昨年、巣鴨と代々木体育館で行われたゲリラフォトシューティングから、更に広範囲で充実した内容となっています。「fancy & funkyなニットでhappyを」をコンセプトに、職人の手編みを中心としたハイクオリティなニット製品を制作するラニット。ファッションブランドの枠を超えて意欲的にイベントを開催し続けるラニットとはどのようなブランドなのか、ブランド初となるクラウドファンディングの目的とは。デザイナーの高橋 彩水さんにお話を伺いました。
「繋がり」を尊重したものづくり——まず最初に、ブランド名「L’ANIT」の由来を教えてください。