世界150カ国で言われた「ひとり旅ってさみしくない?」に私が出した答え
という言葉に出会えて心が楽になりました。
――あったものがない、傍にいた人がいないという「喪失感」「欠乏感」が「さみしさ」を引き起こすと、小池龍之介さんもおっしゃっていました。
そうですね。さきほども答えたように、私はいつも人と別れた(分かれた)後にさみしくなります。旦那と一緒に旅をして、私だけそのまま続けるというときは、別れ際に多少さみしさを感じますから。まあ旦那とはすぐにまた会えるので、次の日にはその感情はなくなりますけどね(笑)。
現地の人との別れ、旦那と別れたさみしさがこみ上げてきたら、次の目的地のことを考えて自分を奮い立たせます。どんな景色が待ち受けているんだろう、どんな文化に触れられるんだろうって。
地図ばかり眺めて妄想するんですけど、かえって眠れないほどの興奮状態になりますよ(笑)。
ハタチの頃のような猛烈な感情はもう戻ってこないですし、最近はさみしいという感情もかなり薄くなったので、ひとり焼き肉、ひとり居酒屋、ひとりご飯はもちろんのこと、ひとりディズニーも(アミューズメントパーク全体)ひとりワイキキも、ひとりヘタクソボーリング大会もなんだってできるようなりましたよ。