くらし情報『「多様性上等」な日本文化。受け入れ体制が整えばもっといい/誰に見せるでもない爪』

2018年2月5日 12:00

「多様性上等」な日本文化。受け入れ体制が整えばもっといい/誰に見せるでもない爪

もう何年か前の話なので、今は違うかもしれないが、1人ライブは行くけど1人海外は行ったことがない私とその人とでは、1人でなにかをすることに対するハードルの高さが人によって違うことを知ったのだ。

日本でおひとりさま文化が発展しているのは、「多様性上等」な文化が発展しているからだと思う。そもそも日本は、お正月やお盆を始めとする文化や慣習・伝統を重んじながらも、クリスマスやハロウィンは渋谷にDJポリスをブッキングさせるほど盛り上がり、経済的にも日本の行事以上に高い効果を見せている。それを“自然なこと”として受け入れ、どちらも楽しもうとする意識は昔から浸透している。
そこへさらに「いろんな人がいて当然」という多様性を受け入れる意識が広まると、それはおひとりさまにとって居心地の良い環境になるだろうし、今度もっとそうなることを期待したい。

Design&Text/つめをぬるひと

この連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。
あなたのエピソードを添えて、送ってください。前回記事<深夜に書く文章も、回り回って悪くない>もチェック!
深夜に文章を書くことは、あながち悪くないかも。

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