恋愛なんてただの思いこみ。それでも、孤独を救うにはちょうどいいのだろうか
人の持つどうしようもない孤独の正体、そしてその気持ちすらもどうしようもないことが描かれていて、エンドロールが終わり照明がつくときには、どうしようもなく駆け足で家に帰りたくなった。
人の寂しさや孤独は分かり合えない。支え合うことはできても、ずっと心のどこかに潜んでいて、死ぬまで付き合っていくものなのだろう、と思う。
Text/あたそ
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15年一緒に過ごした、愛犬の死。溢れる悲しみによぎったのは、疎遠になっていく母親の存在でした。