建坪わずか7坪!北欧雑貨店兼自宅を実現できた理由って?【住まいの設計】
ダイニングキッチンは約7畳、2階のリビングは約6畳。
完成間際まで「狭いのでは」と心配していたというリビングには、天窓やベランダから光がふんだんに入り、白い壁の効果もあって面積以上の広がりを感じます。
図面や模型では分からなかった空間の広がりを初めて体感したときは「衝撃的でした」と笑う塚本さん。
屋根の傾斜が表れたリビングは、一段上がったロフト部分を和室にして床面積を増やしています(写真下)。
和室の床下は吹き抜けとつながっていて、開放感を損ないません。
ちなみにこの和室は塚本さんの寝室スペース。床下には、布団も入る大型収納が。
階段脇や階段下などのスペースも余すことなく収納に活用しています。
下左は廊下から見た店舗スペース。右手の腰壁上部は飾り棚としていかしています。
下右は地下1階の造作洗面台。既製品の鏡ともよく合います。
暮らし始めてみると、通りに面して店があることで、見守られているような安心感があると実感しているそう。店が家と街をつなぐ役目も果たす、都市住宅の新しい可能性を示す住まいです。
もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年3.4月号」も参考にしてみてくださいね。
設計/オンデザインパートナーズ
撮影桑田瑞穂