物件価格150万円!? 格安別荘は屋根に要注意【なんでも大家日記@世田谷】
うちの山の家も築40年を迎えて以来、いろいろと修繕をしていますが、うちよりもよっぽどいい状態に見えます。
これで150万なら万々歳じゃないですか。
■ 格安別荘のポイントはズバリ屋根!
友人も好印象を受けた様子でしたが、僕たちをクールダウンさせるように不動産屋さんがひとこと。
「ただ、屋根の状態がかなり悪いんですよ」
なるほど、たしかに苔やツタが生えていますが、これくらいなら別に大したことないのでは?
しかし、不動産屋さんが指さした先を見ると屋根が一部陥没しています。
「この状態だと、いつ雨漏りしてもおかしくないんです」
そうなのです、別荘にとって雨漏りはクセモノです。
うちの山の家も7年前ほどに雨漏りがあって屋根を直しましたが、屋根を直すには足場を組む必要があり、けっこうな費用がかかるのです。
さらに、たいていの場合、足場を組んだなら外壁も塗装しなきゃもったいないという話になります。
その結果、100万から150万くらいかかってしまうこともあります。
150万で買って150万で修繕となると、結局、300万円の物件を買うのと変わらないことになります。
実際、直す手間を考えて、修繕済みの300万円の物件を選ぶ人もいるらしいです。