賃貸住宅市場で生き残る切り札に?「別荘つき賃貸」という試み【なんでも大家日記@世田谷】
たったの六畳といえば、どれだけ狭いかおわかりになるでしょう。
僕としては「別荘」などという優雅さ漂う呼び名はやめ、「スモールハウス」と呼びたいです。
肝心の中身はというと、内装工事はほとんど行われていない、質素な内装です。
かんたんな2階建てになっていて、2階は天井の低い屋根裏部屋のような作りです。
文字通りのスモールハウスですが、自慢できるのは周囲の環境です。
裏には小川が流れ、その向こうには竹林が茂って天然のグリーンカーテンとなり、真夏の日差しをやさしくさえぎってくれます。
絵に描いたような田舎の景色ですが、住所は東京。
クルマなら高速を使って1時間強、電車でも最寄り駅まで2時間弱でアクセスできます。一泊すれば十分にゆったりできる近さが魅力です。
ウサギ小屋のごとく狭い場所ではありますが、川のせせらぎや鳥の声を聞きながら、のんびり読書したり昼寝したりできるのは、この山小屋ならではの楽しみでしょう。
週末スモールハウス……ひょっとしたら、面白がってくれる人が案外いるかもしれません。
■ 週末スモールハウスに必要な設備ってなんだろう?
blew.p / PIXTA(ピクスタ)