3F(不安・不満・不快)に満ちた設計作業【新宿に建売住宅の値段で注文住宅を建てて住んでいます】
鳥があーだこーだと言うばかりで保奈美さんは言いなり状態!
しょせん鳥は素人です。木を見て森を見ず状態になっているかもしれません。
てっきり、鳥の自由気ままな要望を受け取りつつ専門家らしい現実的な意見や提案を加えてブラッシュアップしてもらえるものだと思っていたので、ほぼ鳥の言いなりになっているだけの保奈美さんに強い不安を感じました……。
■ 悪夢のマイホーム設計
それとなく鳥夫が聞いてくれました。
「土地契約の際に社長から”注文住宅のように建てられる”と言ってもらえたのですが、何かお話は聞いてらっしゃいますか?」
保奈美さん「え?それはちょっと聞いていない……ですね……。鳥夫婦さんのところも今回の仕様で建てるのだと聞いておりますが……」
鳥夫婦「……」
庶民にとっては人生をかけた大きな買い物なのに、適当なことを言う社長。一級建築士の資格はあれど、職人気質が感じられない保奈美さん。
どうせ注文住宅に変えてもらったとしても、信頼感の感じられないこのR社に設計してもらう限り、不安な家造りであることに変わりはない。
しかも前回の適当な間取図による見積りですでに2,200万円に達しているのに、さらにお金がかかるであろう注文住宅に変えるなど、もう現実的に無理です……。