地震・災害に強い家の3つの条件【スパルタ!?な工務店】
逆に人工的に短期間で乾燥させた角材は繊維の断裂により中身が弱い素材になるそうです。
■ 条件3. 壁や梁、構造が重要
筆者がテレビ等から影響を受けた憧れのイメージと完成見学会で訪れた家にはすこしギャップがありました。
正直、もっといろいろな家の形やバリエーションがあればいいのに……と思ったこともありました。
ですが、かき集めた情報を一つずつ実現できるかどうか相談するうちに「構造が弱くなる」「不便」などの説明を受け、「だから共通したデザインになるのか!」と理解できました。
平屋を活かし、我が家の天井のほとんどは梁を見せています。
隠すことも可能でしたが敢えてせず、筋交いもあちこちに見えています。
これもまた強度が増す骨組みです。
■ 地震以外に竜巻や台風といった災害も
先月の大阪北部地震では家族や友人の安否を心配しました。
続いて6月末には滋賀県で竜巻も発生し、自然の脅威をとても強く感じています。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
今後は地震だけではなく災害に強い家へのニーズが高まるのではないでしょうか。
わが家の屋根には瓦が乗っていますが、金具で留めているので暴風などに飛ばされる心配がありません。