見晴らしの良いキッチンと十和田石のオープンなバスがある家【住まいの設計】
コンクリートのようなカウンタートップは、ベルギーの左官材「モールテックス」で継ぎ目のない仕上げに。
オープンなキッチンで極力隠したいレンジフードは、イタリア製の昇降タイプを採用。
カウンター内部に格納でき、使用時はスイッチを押すとせり上がってくるスグレモノです。
■ 壁も扉もない!露天風呂のような十和田石のバスルーム
緑が迫り来るような開放感あふれるガラス張りの2階から一転、寝室などプライベートな空間を配した1階は、外部に対しては閉じた箱。
窓も極力小さくし、ほの暗い中で落ち着いた雰囲気を楽しめるようにしています。
そんな1階で印象的なのが、テラスに面した壁も扉もない十和田石のバススペース。
窓をフルオープンにすれば、まるで露天風呂のように気持ちのいい空間が生まれます。
テラスからバススペースを見た様子。
洗面カウンター左側の両開き戸で隠れた部分に、洗濯機を収納しています。
玄関から通路を進んでいくと、左奥の白いカーテンの向こうに十和田石の浴槽が現れるドラマチックな間取りです。
「バスルームは1日の中で使う時間は短いのに決まったスペースを取られてしまい、そのぶんほかの部屋が狭くなります。