約80%が100歳まで生きたくない!「人生100年時代」への備え方って?
■ 老後をポジティブに捉えるカギは「備え」にあり
老後の不安やリスクを軽くするためには、当たり前ですが「老後に備えること」が必要です。
多くの人が「資産(お金)の備え」を思い浮かべると思いますが、病気にならない身体づくり、食生活の改善、あるいは将来孤独にならないためにも近隣住民といい関係を築いていくことも備えの一つかもしれません。
プラナ / PIXTA(ピクスタ)
このように老後の不安が漠然としている分、備えることも漠然としています。
しかし、この「老後の備え」。
備えることで、「生きていく意欲」が増えるという面白い結果が出ています。
何と自身の老後を「備えられている」と答えた人のうち、実に42.7%が「100歳まで生きたい」と回答。
一方で、「備えられていない」と回答した人のうち83.1%が「100歳まで生きたいとは思わない」と回答しているんです。
ミック / PIXTA(ピクスタ)
そもそもは老後の不安を軽減するためであろう老後の「備え」が、”100歳まで生きたい”という意欲に発展するとは大変興味深い結果であると思いませんか?
定年になってから、100歳までは約30~40年……。