誰にでも当てはまる「不動産の買い時」は存在しない!
しかし、ここで肝心なことが一つあります。
それは、不動産業者はいつ、どんな時代でも「今が買い時だ」というトークをやめないということです。
買い時アピールができる情報を何か見つけてきます。
金利の話でいくと、金利が上がり始めることがあれば、「もっと上がる前の今が買い時です」というトークを展開するでしょう。
また、多くの不動産関連の税の優遇制度には適用期限があります。
これを「この税制は今年度で終わりなので、適用できる今が買い時です」というトークに活かすこともできるのです。
■ 「買い時」は外部環境で決まるものではない。
sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)
前述したような「買い時トーク」は筆者自身も使っていました。
特に不動産の知識や経験が浅かった頃です。
繰り返しますが、この時提供した情報に嘘はありません。住まいを購入する際、こういった情報を参考にすることはプラスに働きます。
まちゃー / PIXTA(ピクスタ)
大切なことは、金利や相場、税制などといった情報は、あくまでその時の「住まいをとりまく外部環境」を説明しているだけ、ということを理解することです。