誰にでも当てはまる「不動産の買い時」は存在しない!
こういった外部環境は、とても不安定で不確実なものです。
時代によってあっさり変化する可能性があります。
そういった情報は、あくまで知識・参考としてのもので自分自身の住まいの買い時を決める決定打にはならない、と私は思っています。
■ 「買い時」を決めるのは自分自身
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では、どのように自分自身の買い時を見つけるのか。
答えはいたってシンプルで、「自分が住まいを欲しい理由」を突き詰めることです。
例えば「子どもが産まれて部屋が手狭になったらから住まいを探す」として、買い時を「子どもが幼稚園に入るまで」と決める、などです。
子どもが幼稚園・小学校と進めば、転園・転校のリスクが伴い、人間関係の構築に時間がかかる可能性があるからです。
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こういった内容は外部環境に左右されません。
たとえ20年後に相場が大幅によくなる、といった情報があったとしても、子どものために住まいを買うのであれば、20年後では意味がありません。
他にも「定年までにローンを完済したいから、30歳までに購入する」とか「両親の介護のために半年以内に購入する」