非常食は「自宅用」「避難用」に分類!一人暮らしの防災対策・1
■ カップ焼きそばは水で作る!「サルベージクッキング」って?
「サルベージクッキング」という言葉をご存じでしょうか。
食品ロスが社会問題になっていますが、「食品を無駄なく使う」ことをモットーに従来の調理方法から発想を柔軟にして調理するのが「サルベージクッキング」です。
ここでは備蓄食品を使った2つのオススメレシピをご紹介します。
1.缶詰と乾物を一緒に調理する
まず、味付きの鯖缶と切り干し大根をポリ袋に入れます。
それを揉み込み、切り干し大根が柔らかくなったらでき上がりです。
共に栄養価の高い食品で、鯖缶をツナ缶や他の缶詰に変えても作れます。
2.「カップ焼きそば」は水を戻して食べる!
作り方は常温の水をカップ麺容器に入れ、15分待つだけ。
水分を除き、付属のソースなどを和えればでき上がりです。
ここでポイントです!
通常500ml程度の熱湯を使いますが、災害時はとにかく水が貴重。
筆者は400mlの水で途中麺を混ぜながら極力水を使わずに戻しました。災害時は水が貴重なので、麺を戻した水をスープなどに転用するなど工夫を心掛けてください。
当然温かい麺の方が美味しく食べられますが、水で作っても十分にお腹を満たすことができます。