一級建築士に聞く!「書斎」「ワークスペース」の理想形って?
これまでの住宅の設計で、「どんな場所がほしいですか」という質問をすると、
たいてい「パソコンや勉強など机での作業をするための場所が欲しい」という声があがります。
旦那さんであればそれは「書斎」と呼ばれる場所となり、子どもや家族みんなで使う場所となれば「ワークスペース」と呼ばれて使われます。
今回はこれらの場所を家づくりでお考えの方に、書斎とワークスペースの効果的な使い方を、事例をあげてご紹介していきたいと思います。
旦那さんの希望を叶える!「書斎」を最適な空間にするには?
書斎について、旦那さん側からは以下のようなご要望をよくいただきます。
- こもる場所がほしい
- 静かに読書をする空間がほしい
- 書斎をもつのが夢でした
- 自分だけの秘密基地のような空間がほしいんだ!など
家づくりの中での想いが、このプラスアルファの空間には込められているような気がします。
上記のようなご要望があった方々に私がご提案したのは、天井高をきゅっとおさえた書斎空間。
デスクは造り付け、背後の本棚も造り付けとなっていて、こもるには最適の空間ができあがっています。
この書斎空間はリビングの一角にあり、天井高をおさえた分、上がロフトスペースになっています。