田原総一朗氏と長嶋修氏の『100年マンション』出版記念対談に参加してきました
と長嶋氏に迫って苦笑させていましたが、これは私も肌で感じていたことになります。
「最近はそうでもない」と長嶋氏は懸命に防戦していましたが、声が大きく押しが強い者が幅を利かせるガラの悪い世界であるのはずっと変わっていないと思います。
■ 小池知事は東京オリンピックを迎えられるか?
対談の予定時間が45分というのは短すぎたようで、長嶋氏は住宅の総量規制を進めて街をコンパクトにしていくしかない、とさらっと触れるのが精一杯だったようです。
「住宅総量目安」「住宅供給目標」といった考え方は諸外国では当たり前のようにあるということですが、筆者にとってはこれまでまったく考えたこともないアイデアでした。
田原氏は「思い切ったことをしようとしない自治体の首長が悪い」と答えていましたが、これは「選挙」というものが持つどうしようもない欠陥かもしれません。
ちなみに田原氏は「自民党は小池知事を許しておらず、小池知事のまま東京オリンピックを迎えることを何としても阻止しようとしている」と明らかにしました。
次の都知事選挙はオリンピックの直前ですが、果たしてどういう結果になるのでしょうか。
■ マンションは今後どうなっていくのか?
空き家の増加や老朽化マンションの建て替え問題については気にはしていましたが、「落ち着くところに落ち着くだろう」