鏡が割れたのは誰のせい?施主支給で失敗しないコツ【なんでも大家日記@世田谷】
ところが、電気屋さんからは意外な返答が。
「もし故障した場合、二度手間になると面倒なのでやめたほうがいいですよ」
聞けば、もしインターフォンが故障した場合、本体の故障ならそれを購入した電気屋さんを、配線の問題なら工事業者さんを呼ばねばならず、面倒なことになるというのです。
freeangle / PIXTA(ピクスタ)
実はこの電気屋さん、うちの先代の時代に同じような状況でやっかいな目に遭ったらしく「自分が工事業者の不手際の尻ぬぐいをさせられるのはごめんだ」というメッセージが言外に込められていました。
後日、現場の業者さんにも聞いてみましたが、「我々も初期不良とかメンテナンスの責任も含めて施工してますから」という言葉が返ってきて「なるほど」と思いました。商品の手配と設置を同じ業者さんに頼むことは、安心を買うことでもあるんですね。
以来、うちでは電気製品などは、なるべく施主支給を避けるようにしています。
■ スイッチやコンセントを施主支給するのは地味に大変!
うちのリノベーション工事では、毎回、さまざまなタイプのスイッチやプレートを採用しています。
工事をお願いしている業者さんが取り扱う商品については手配をお願いしていますが、アメリカンスイッチやアンティークスタイルのスイッチについては自分で購入して施主支給するしかありません。