転勤や家族構成の変化など、現在の住まいから新たな住まいに住み替える理由はさまざまです。
今回は持ち家の買い替えについて、2種類の買い替え方法と、買い替えを成功させるコツを解説します。
■ まず何から始めればいいの?
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住まいを買い替えるためにまず最初にやるべきことは、資金計画を明確にすることです。
基本となるのは、「新しい住まいの購入費用≦自己資金+借入金+自宅の売却益」という計算式です。
この計算式が成り立たない場合は、買い替え計画を見直さなければなりません。
資金計画を明確にするためには、まず自宅の査定をしましょう。
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自宅の売却額と自宅の住宅ローン残高の差額が上記計算式の「自宅の売却益」にあたります。
売却額が住宅ローンの残債を下回る場合(売却損が出る場合)でも、上記計算式が成り立てば買い替えは可能なので、まずは自宅の「時価」を知り、お金の流れを明確にしましょう。
ただし、自宅の査定額=実際の売買価格ではありませんので、自宅の売却益については幅をもたせて資金計画を練るようにしてください。
■ 「売り先行」