くらし情報『小屋を建てて法令違反に?固定資産税と建築確認申請をチェック』

小屋を建てて法令違反に?固定資産税と建築確認申請をチェック

  • 土地への定着性があるか
  • 外気の遮断性(雨風をしのげるか)
  • 居住、作業、貯蔵などに利用できるか
  • 免税点未満であるか
  • 小屋

    travelers.high / PIXTA(ピクスタ)

    小屋を建てる目的は、居住、作業、貯蔵であり、雨風をしのぐためです。

    そのため、すべての小屋は2と3に該当します。「土地への定着性」とは、建物の基礎を作ったかどうかということです。

    ブロックなど、簡単なものの上に置かれている場合は「構築物」といい、区別をしています。

    固定資産税は、同一所有者の物件すべての合計の課税標準額が基準となります。

    家屋の場合、20万円未満であれば「免税点未満」になり、非課税になります。

    固定資産税に関する注意点は?
    ブロック

    SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)

    基礎をつくらなければ、固定資産税がかからないと思って、ブロックなどの上に小屋をつくる人がいます。

    作業工程も簡単になりますが、地震などの自然災害が起こったときに、安全性に欠ける可能性があります。

    基礎の種類や緊結方法、かかる力の逃がし方などにより、住宅自体の強度にも影響します。

    安易に考えると事故につながりますので、専門家に相談するなどして、基礎を作るかどうかを十分に検討する必要があります。

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