20代の夫婦が最も「家事分担」できている!共働き世帯の理想と現実
”妻が主だが、夫も少し分担”が38%で、妻メイン家事を担っている家庭は全体の64%。
”妻と夫で分担”とハッキリ回答できている世帯は31%という実態が明らかになりました。
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■ 家事分担比率の理想と現実
”フルタイム世帯で家事分担できていると回答した世帯が31%”という結果は、筆者からするとそれほど悪くはない結果という印象を受けますが、実際はどう感じているのでしょうか?
”理想”では、「夫50%:妻50%」と夫婦平等に分担したい人が4割でトップ。
次いで「夫40%:妻60%」が2割、「夫30%:妻70%」が2割となりました。
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反対に、”現実”を見てみると、最多は「夫10%:妻90%」が2割、次いで「夫20%:妻80%」も2割弱と、やはり家事をメインに担当するのは妻であることがわかります。
そして、理想のトップに挙がった「夫50%:妻50%」を実現している夫婦はわずか1割程度。
理想と現実の間には大きな開きがあることがわかりますね。
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■ 若い世代ほど家事分担をしている!
家事分担の現実を見てみると、理想へたどり着くには程遠い……という印象を受けてしまいますが、家事分担の比率を”世代別”に焦点を当ててみると、大変興味深い結果が明るみになりました。