部屋が片付かないのは間取りが原因!収納しやすい部屋づくりとは?
まず、赤○で囲った部分は、窓や襖のため家具を置くことができません。
そして、オレンジ○で囲った部分は、腰窓のため、腰窓下までの収納しか確保できません。
緑○で囲った部分には壁があります。
しかしこの壁の部分は、「廊下からリビングに入る」または「ダイニングからリビングに移動する」という「動線」とぶつかるため、家具を置かないほうが良いゾーンです。
つまり、このプランの場合は青○で囲った壁の部分にしか、家具は置けないということになります。
とはいえ、テレビアンテナの位置からテレビはバルコニー側に固定されてしまい、それに伴いソファーは壁に沿って置かれていました。
壁のスペースがソファーによって奪われてしまっていたため、収納家具が十分に置けず、片づけにくい空間になっていました。
そこで、テレビとソファーの位置を入れ変え、収納家具を、青○で囲った壁に沿って置きました。
これでリビングに、収納家具をプラスすることができますね。
また、ダイニングにある青○の壁の部分には、いまある収納だけでなく、天井方向への高さのある収納をプラスして、収納面積を増やします。
このことにより、収納量は以前より大幅に増やすことができます
■ 適正サイズの収納がないと片付けに困る!
「各部屋や廊下ごとに、適正サイズの収納がない間取り」