くらし情報『振り込め詐欺、撮影会…元不動産会社社員が見た!部屋の使い方を巡る事件簿』

2019年1月29日 21:30

振り込め詐欺、撮影会…元不動産会社社員が見た!部屋の使い方を巡る事件簿

当然ながら部屋の解約手続きなどできるはずはなく、強制解約ということになりました。

■ 3.カメラマンの自宅のはずが撮影会のスタジオに

ロリータ系


東中野の不動産会社に勤務していた際、地元の家主の一人が血相を変えて怒鳴り込んできたことがあります。

カメラマンの自宅用に部屋を貸したところ客を集めて女性モデルの撮影会をやっていたということで、「直ちに追い出せ!」とまくしたてられました。

撮影会

Flatpit / PIXTA(ピクスタ)

インターネットで検索してみるとどちらかというと美少女系の撮影会のようで「これは家主が怒るのも無理はない」と思いましたが、そうはいっても日本では借地借家法により借主は二重三重に保護されており「追い出す」というのは簡単ではありません。

本人を呼んで話を聞くとあっさり自己の非を認めて退去に同意してくれましたが、ゴネられたらどうしようと内心ではヒヤヒヤしていました。

■ 契約時に必ず確認すること

部屋の使用方法については重要な問題で、「居住用」のみか「事務所使用可」なのかは契約書に必ず明記されます。

後になって揉めることのないよう、契約時に十分に確認するようにしてください。

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