漏電、トラッキング現象。電気火災は2月が要注意!? その危険性とは
そして勝手に電源が入った電化製品が付近の可燃物を熱することで火の手が上がり、火災が発生するのです。
また、地震によって破損した電気コードに電流が流れることで漏電の一種に近い状態となり、火災につながるケースも。
地震が発生した際には、通電火災を防ぐため必ずブレーカーを落としておくようにしましょう。
近年販売されている、地震に反応して自動的に落ちるタイプのブレーカーは、通電火災の防止に効果的です。
また避難先から戻ってきたら、電化製品の電源やケーブルの破損などを、ブレーカーを上げる前に確認することが大切です。
■ 「ブレーカー」のトラブルで火災が起きるケースも
通電火災にもつながる漏電。
シェアテクに寄せられた漏電に関する相談の内訳を見てみると、圧倒的に「ブレーカーが上がらない」という内容の相談が多いことがわかります。
TATSU / PIXTA(ピクスタ)
その他にも、「ブレーカーの故障」や「ブレーカーの交換」など、ブレーカーにまつわる相談は少なくありません。
家庭にあるブレーカーには漏電を防止する役割をもつ「漏電ブレーカー」もあります。
しかし、この漏電ブレーカーも上がらない場合は、家のどこかで漏電が起こっている証拠です。