くらし情報『92才の母が今でも「寝たきりにならない」3つの理由』

92才の母が今でも「寝たきりにならない」3つの理由

■ 2.車椅子を購入
92才の母が今でも「寝たきりにならない」3つの理由

廊下で歩く練習が可能

最初は食事を寝室まで持って行っていたのですが、ポータブルトイレもあることですし、食事をするのはやはり居間のほうが気分が晴れます。

また、テレビも居間に置いてあるので楽に寝室に行けるように車椅子を購入しました。

車椅子で居間に行くようになると、なんとなく機嫌も良いように感じます。

自分の部屋であっても、そこから動けないというのは、囚われている気分になるのでしょう。

そのような状況を私のブログにも書いていたのですが、経験者の方から「車椅子を買ったのなら車椅子を押して歩いてみるといいですよ」とアドバイスをいただきました。

さっそく車椅子を押してみると、右、左と足が自然に動くではありませんか!

何度も繰り返して普通に歩けるようになりました。みっともない姿を見せたくないという格好付けの母が練習できたのは廊下が広かったおかげです。


92才の母が今でも「寝たきりにならない」3つの理由


そして車椅子があれば家の中ならどこにでも行けるのは「バリアフリー」だから。

特別に意識してバリアフリーにしたわけではなく、もともとスペインの家の仕様が敷居がないため、どの家もバリアフリーなのです。

もしかしたらそれもスペインでは寝たきりの高齢者が少ない理由なのかもしれません。

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